まるでお菓子の家! 石川県加賀市に並ぶ建物がカワイイ
[となりのテレ金ちゃん-テレビ金沢]2017年9月19日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、石川県加賀市にある建物について調べていました。
片山津インターを降りてしばらく車を走らせると、何やら謎めいた丸い建物がいくつもあるんです。
ジャパンドームハウス株式会社のホームページより
第4の新素材、特殊な発泡スチロールを使用
この建物は、見た目のとおりの名前で「ドームハウス」というものです。
ジャパンドームハウス株式会社のモデル住宅で、11棟ものドームハウスが並んでいます。一般的な住宅と違いとても個性的な形でとても目立つんです。
建物の外観は、コンクリートのように見えますが、特殊な発泡スチロールが使われています。叩くと柔らかいのですが、発泡倍率が普通の発泡スチロールが50〜60倍なのに対して、20倍と低いので、強度は高く割ろうとしても普通の発泡スチロールのようには割れません。
この特殊な発泡スチロールは、木材、鉄、コンクリートに次ぐ第4の新素材として、日本で初めて国土交通省の認定も受けているそうです。
保温性、保冷性に優れ、小さなエアコン一つでも快適に過ごせるのと、室内に角がないので、母の胎内にいるような安らぎも得られるとのことです。また、パーツを増やすことで簡単に増築もできます。
住宅だけでなく、水族館や飲食店、オフィス、ホテルやトイレにも取り入れる施設が増えてきています。
また、ビニールハウスに替わる農業用のドームハウスとしても利用されたり、最近は地震に強いことから、防災用の施設としても取り入れられているそうです。
もともとは、お菓子の家への憧れからつくられたというドームハウス、これからは世界各地からのオファーがありそうです。(ライター:りえ160)