2017年8月27日に亡くなった、テレビ熊本(TKU)の荒木恒竹アナウンサーの最後のテレビ出演となった、「FNS27時間テレビにほんのれきし」(フジテレビ系)内のコーナー「れきし自慢!大賞」が、9月9日、放送された。

放送にさきがけ、熊本県代表として荒木アナと共演したタレントのスザンヌさんが追悼文を自身のインスタグラムに投稿し、視聴者からもまた、哀悼の声がSNSに投稿された。


荒木アナの最後のテレビ出演が放送(画像はテレビ熊本の公式ページから)

スザンヌ、荒木アナは「周りをハッピーにしてくれる優しいかた」

今日は「FNS27時間テレビにほんのれきし」の「れきし自慢!大賞」というコーナーに出演させて頂いています。 ご一緒させて頂いたテレビ熊本の荒木恒竹アナウンサー。 とても気さくで周りをハッピーにしてくれる優しいかた。 8/27に亡くなられたと聞き、 信じられずに、ほんとに残念でなりません。 本日の27時間テレビが荒木アナウンサーの最後の出演と伺いました。 たくさんの方に見て頂けるとありがたいです。

スザンヌさん(@suzanneeee1028)がシェアした投稿 - 2017 9月 9 2:23午前 PDT

荒木アナとスザンヌさんが出演したのは、9日の番組開始冒頭の「れきし自慢!大賞」のコー。ここでは、熊本県出身の偉人で、日本で初めて空を飛んだという日野熊蔵氏について紹介した。

公式には日本初飛行は1910年12月19日とされているが、そこから遡ること5日、日野氏は60mの飛行に成功していたという。

しかし、初飛行は譲るものの、「最初にちょこっと飛んだのは熊本、ずーっと飛んだのが宮崎!」と、大記録を主張したのが宮崎県代表の東国原英夫さんだった。こちらも日本では初となる日本1周飛行をなしとげた後藤勇吉氏を挙げた。更には沖縄県代表のDA PANPのISSAさんは、18世紀に「飛び安里」と呼ばれる花火師・安里周當氏が初飛行をしていたと紹介するなど、飛行に関する各県それぞれの自慢で盛り上がった。

荒木アナの最後の出演であり、10日夜の「27時間テレビ」全体のエンドロールでも笑顔の姿が伝えられたことで、27時間テレビの視聴者からも、

と、急な死を惜しむ声が多数寄せられた。