大阪環状線103系電車(Cfktj1596さん撮影、Wikimedia Commonsより)

2017年8月31日、JR大阪環状線を走る通勤用車両「103系」が10月で姿を消す予定と、読売新聞から報じられ、大阪市民、鉄道ファンに衝撃が走った。

「103系」は1969年に導入され、オレンジ色の車体は環状線のシンボルとして親しまれてきた。半世紀に近い月日を走り続けただけに、引退を惜しむ人々からはさまざまな声が、ツイッターに寄せられている。

「小さい頃から乗ってたからなんか悲しいなぁ」

「大阪の103系で一番思い出がある大阪環状線のオレンジの車体がいなくなるのは寂しい限りです」という感想だ。多くの人から同様のコメントが届いている。

「さっき撮影してきた」という人もいた。

「というよりもう限界寸前で動くのがやっとなんだろうなぁ」というつぶやきも......。

「ここ数ヶ月で103系になかなか乗れないくらい減ったもんなぁ」という声も寄せられているが、新型車両「323系」などへの入れ替えも進んでいる現在、実際に使用されている「103系」車両は少なくなっているようだ。

「時代の流れとはいえ寂しいなぁ〜」「小さい頃から乗ってたからなんか悲しいなぁ」「幼稚園の頃から見てきた環状線103系ももうすぐ引退かぁ」などと、名残りは尽きないようだ。

それにしても、「1969年からおよそ48年も走り続けてきたとは恐れ入る」というコメントには、同感するしかない。