「お前はまだグンマを知らない」初日舞台挨拶

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『劇場版 お前はまだグンマを知らない』が22日に公開初日を迎え、間宮祥太朗、吉村界人、馬場ふみか、入江甚儀、加治将樹、山本博(ロバート)、水野格監督が都内の劇場で舞台挨拶を行った。
映画は井田ヒロト氏の同名漫画が原作。群馬県に引っ越してきた高校生の神月紀(間宮)が、独自の文化や郷土愛に満ちたクラスメイトたちに翻弄される様を描く青春コメディ。
2017年3月に深夜ドラマとして実写化され、熱狂的な反響を受けての映画化となった。

ドラマから引き続き主演を務める間宮は「群馬のご当地青春ラブコメというキャッチコピーなので、群馬の話しではあるんですけど、この作品を観終わった後に、自分の地元の神奈川のことをまだまだ知らなかったなと。これから知っていかなければならないなと思った」と話し、「ただただくだらない映画ではない。もちろんくだらないんですけど、その奥には自分の生まれ育った場所への愛があるというのが伝わる映画だと思っています」と作品に込めた思いを語った。

本作は今月15日より群馬で先行公開されており、間宮は「空前のというか、局地的に大ヒットしてる」と話して会場を笑わせ、群馬出身のロバート山本は「すごいですよ。実家のほうで号外出たらしいですから」と現地でのヒットを証言しながらも、「全国公開が恥ずかしいです。群馬のことをこんなに全国の人に見てもらうことないので」と笑いを誘った。
山本は群馬県邑楽町の観光大使も務めており、「僕は群馬を背負ってます」と息巻く。同じく群馬県出身のタレント・井森美幸から発破をかけられたそうで、「井森さんからも『絶対に外すんじゃないぞ』と言われてますので、みなさんに盛り上げていただきたい」と呼びかけた。

また、学校一の美女・篠岡京を演じた馬場ふみかは、「パンチラのシーンがあるんですけど、すごく健康的な、朝から見れるエロさ。パンツの柄もすごく素敵なので注目して見ていただけたら」とアピールしていた。

舞台挨拶の終盤には原作者・井田ヒロト氏からキャスト1人1人のイラストが描かれた色紙がサプライズで贈られ、最後は群馬県の学校で行われている「起立」「注目」「礼」の号令で舞台挨拶を締めくくった。

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