「じっくり考える時間も必要」と王子(画像は『Kensington Palace 2017年7月7日付Instagram「On the second day of his visit to #Leeds, Prince Harry has visited the family home of five year old Oliver,」(PA)』のスクリーンショット)

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このほど英ヘンリー王子が行ったスピーチで「最近の若者は一日に平均すると電話を150回もチェックするそうですね」と驚いた様子でコメント。「それではいけない」「しっかりと自分の頭で考えることも大事だと思います」とスマートフォンに依存する多くの人々に訴えた。

英イングランドのリーズにて開催されたメンタルヘルス関連のイベントに、ヘンリー王子が登場。そこで兄夫婦と共にメンタルヘルスの啓蒙・サポート活動に励むべく立ち上げた「Heads Together」を絡めて、このように語った。

「(メンタル面の問題について)語る人達への理解、優しさ、思いやりの心を持つ人が増え、兄ウィリアムとキャサリン、そして僕も言葉では表現できないほど嬉しく思っています。」
「でも、僕達の仕事はまだまだあります。身体の病気と同じように、心の病気も語れるようになる―そのようなレベルに達するまで、もっと頑張らなくては。」

またヘンリー王子は昨今のスマートフォン事情にも触れ、驚きの気持ちを込めこうも思いを述べた。

「最近読んで知ったのですが、若い人達は一日に少なくとも150回は電話をチェックするそうです。でも、じっくりと考えてみるような時間があれば、もっと効率よく活動することができるのではないでしょうか。」

自身もスマートフォンを所有するヘンリー王子だが、若者の依存ぶりにはずいぶん驚いたもよう。ちなみに携帯・スマートフォン依存と精神的な疾患には確かに関係があるもようで、うつの発症などとの関連を指摘する研究報告もある。歌手セレーナ・ゴメスも持病が原因で精神的な問題に苦しんだというが、しばらくスマートフォンを手放しずいぶん楽になったとのこと。今ではインスタグラムも更新は人任せで、「写真のアップなどはスタッフにさせている」と明かしていた。

画像は『Kensington Palace 2017年7月7日付Instagram「On the second day of his visit to #Leeds, Prince Harry has visited the family home of five year old Oliver,」(PA)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)