5月14日は母の日。「そういえば次の日曜だっけ?」と忘れていた人や「プレゼントのネタが尽きちゃった」「何をあげれば喜ぶのかわからない」という人もいるのではないでしょうか。

このほど、グルメサイト「ぐるなび」を運営するぐるなびが5月14日の母の日に先駆けて、母の日に関する意識調査を実施しました。

調査から見えてきた母親の本音は?

プレゼントよりも外食?

まず、母の日を祝う側に「今年の母の日はどのようにお祝いする予定ですか?」という質問したところ、77.6%が「プレゼント」と回答しました。一方、祝われる側の母親は「外食」(65.3%)と回答し、プレゼントと回答した37.8%を大きく引き離しました。母親は実は「プレゼント」よりも「外食」のほうが嬉しいようです。

Q.母の日にしてもらったら嬉しいと思うことは何ですか?/今年の母の日はどのようにお祝いする予定ですか?

さらに、「外食」と回答した人に理由を聞いてみると、「美味しいものを食べたい」を筆頭に「普段自分では作らない料理を味わいたい」「非日常の気分を味わいたい」と続くことから、母の日には日常では味わえない特別な体験をしたいと願う母親が多いことが明らかになりました。

Q.母の日に外食に行きたいと思う理由は何ですか?

「行きたいお店」1位は?

次に「普段よく行くお店と母のひに行きたいお店」を聞いたところ、普段母親がよく行くのは回転寿司なのに対し、母の日に行きたい飲食店のジャンルは「高級和食・割烹」、「フランス料理」、「寿司」と続き、普段とは違う非日常的な贅沢を味わいたい母親が多いことがわかりました。

Q.普段よく行くお店と母の日に行きたいお店は?

8割の母親が「家事から解放されたい」

そもそも「母の日には家事から解放されたいと思いますか?」という質問に「そう思う」と回答した母親は78.3%と約8割に及ぶことがわかりました。主に解放されたい家事の内容は「食事の支度」が77.3%とダントツに。

次いで「掃除」「洗濯」という結果になりました。

母の日に解放されたら嬉しいと思う家事は何ですか?

調査を実施したぐるなびは「2011年発表の総務省『社会生活基本調査結果』によると、男性の家事労働時間は週全体で約1時間で、他国と比べても12か国中ワースト2位と極めて短いため、家事は女性中心であることが現状」で「そのような背景もあり、母の日には家事から解放されたいと回答したお母さんは約8割にも及びました」とまとめています。

働く女性は増えている*ものの、家事は女性が中心になってするというのが現状。「母の日」にプレゼントよりも外食を望む母親が多いというのもうなずけます。

まだプレゼントを決めていないという人は食事券を贈るのもよいかもしれません。

*2016年の総務省「明日への統計2016」の発表による。

【調査概要】
調査期間:2017年4月20日(木)〜24日(月)
調査方法:WEBアンケート
回答者:20〜60代のぐるなび会員1788人