リバプールがセインツDFファン・ダイク獲得にクラブ史上最高額を用意か

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▽サウサンプトンのオランダ代表DFヴィルヒル・ファン・ダイク(25)の獲得にリバプールがクラブ最高額を用意するようだ。イギリス『デイリー・ミラー』が報じた。

▽今夏バックラインの補強を目指すリバプールは、サウサンプトンの守備陣を支えていたファン・ダイクの獲得に動いているものの、アーセナルやチェルシー、マンチェスター・シティ、エバートンと多くのクラブが獲得に興味。争奪戦になることは必至だ。

▽リバプールで指揮を執るユルゲン・クロップ監督は、ファン・ダイクを今夏の守備補強の筆頭と考えているものの、そのためにはチャンピオンズリーグの出場権を獲得しなければいけない。ファン・ダイクは、かねてよりチャンピオンズリーグでのプレーを望んでおり、リバプールがトップ4フィニッシュを逃すことがあれば、移籍の実現は低くなるだろう。

▽また、ファン・ダイク獲得に必要な移籍金は5000万ポンド(約71億4300万円)とも言われており、リバプールはクラブ史上最高額となる移籍金を用意する考えがあるとのこと。リバプールにとっては、2011年1月にニューカッスルからFWアンディ・キャロルを獲得するために支払った3500万ポンド(当時のレートで約46億円)が最高額となっている。

▽なお、サウサンプトンは2015年にセルティックからファン・ダイクを獲得したが、その際は1300万ポンド(当時のレートで約19億円)の移籍金を支払っており、大きく価値を上げたこととなる。