週5で居酒屋に通う“美人酒場モデル”が酔ってもらした本音がスゴイ！
無類の大衆酒場好きとして知られるモデル・倉本康子さん。そんな彼女を最先端レモンサワーを供するバー『酒肆一村』にエスコート、彼女の視点から見る（飲む？）レモンサワーの魅力とは？
百戦錬磨のお酒好きを籠絡する辛味レモンサワーの魅力
「いつも飲んでいる大衆酒場のカウンターとはだいぶ違う、素敵な雰囲気のバーですけど、私で本当に大丈夫でした!?（笑）」と笑いながら、店内に入ってきた倉本さん。
「お酒は週7日飲んでます！ いちばん好きなのは生ビール。23歳のときかな。仕事後に居酒屋で飲んだ生ビールの美味しさに感動して以来、今もずっとビールLOVE♥なんです（笑）」
「カウンターでひとり飲みもよくします」という倉本さん
常連の大衆酒場でも、ですか？
「だいたい常連のお店にはマイボトル（キープボトル）が入っているんです。そういうお店のボトルって、だいたい焼酎なので、ビールで始めてから水割りやロックに浮気することもありますね。でも!!」
でも？
「その日、いろんなお酒を飲んだとしても、締めは絶対ビール！最後は�爐笋辰僂衙楮覆糧�がサイコーだよなぁ♥〞って再確認して帰りたい、というか（笑）」
スタッフ一同、このセリフには大爆笑！ ところが、インタビュータイムに彼女の口から出てきたのは、さらなる衝撃発言！
飲み進めるほどに、柔らかくほどけていく表情がなんとも色っぽい！
「先ほどの話の続きでいくと、ビールLOVERの私にとっては、今日飲んだレモンサワーは愛人のひとり、という感じ。ただし、けっこういい愛人の部類ですね（笑）。サッパリしているけど、ピリッとしたパンチがほどよく効いていて、ハマってしまいそうな雰囲気もあって…」
なんだか妙に納得、してしまうんですが…。ちなみに『酒肆一村』で、倉本さんが躊躇なく選んだのは「辛味レモンサワー」。
「あ〜、これは夏に飲んだらもっと最高！ うん、本当にいい愛人だわ（笑）。あ、妄想、あくまでも妄想ですよ（爆笑）」。
倉本さんの浮気ゴコロに火をつけたレモンサワーの魔力、恐るべし！
倉元さんを魅了した最先端レモンサワーが飲めるバー
生粋のビール党倉元さんに浮気しそうと言わしめたのは、昨年末にオープンしたばかりのバーが手がける5種のレモンサワーの中のひとつ。
レモンサワーの概念を壊して誕生した最先端レモンサワーを供する『酒肆一村』に迫る。
左.「甘味レモンサワー」￥864。サトウキビ由来のスピリッツを2％ほど配合するジンがベース 中.「辛味レモンサワー」￥864。辛さの理由は大分産のゆずペッパー調味料 右.「苦味レモンサワー」￥972。40種以上の天然ハーブやスパイスを使うドイツのリキュールを使用
独自のレモンサワーでバーの敷居をもっと下げたい
昨年末にオープンしたばかりのバーで、店主の大野尚人さんが品書きのトップに据えたのが、レモンサワー。名代を謳う定番に加えて、苦・辛・甘・塩という4種の味も新たに発明。
そのすべてに酒と肴をこよなく愛し、日々研究に余念がない大野さんのアイデアが光っている。「誰もが飲んだことのある、一種のカクテル。それがレモンサワー」と語る大野さん。
確かに、レモンサワーは誰もが知る酒。バーだからベースの酒は基本、ジンが中心だが、その味わいは進化したレモンサワーそのもの。5種の味の違いも明確で、どのフレーバーにも完成された旨さがある。
「バーに慣れていない人でもレモンサワーが入口にあれば、すっと馴染めるはず」。バーマンの鋭い着眼点が光るレモンサワーなのだ。
左.「名代レモンサワー」￥864。全レモンサワーの基本製法。生レモンは絞り立ての果汁を使用。ベースはビーフィーターだ 右.「塩味レモンサワー」￥864。塩味の正体は茨城の酒蔵が作る酒粕塩。酒粕が香り、不思議と甘みも感じる
多種多様だが、一本筋の通った酒と肴を用意する、大衆バー
『酒肆 一村』
門前仲町
サービスもバーテンダーもキチンとしている一方で、酒も料理もメニューが豊富な「大衆のためのバー」の現在形を目指し、昨年オープン。酒はレモンサワーのほか、“島もの”にこだわったラムやコニャック、焼酎などの蒸留酒に加えて、純米酒までリストアップ。
料理も「酒に合う」をテーマに和から洋まで柔軟にそろえている。レモンサワーでジンをベースに使う理由は「僕がジントニック、好きなんです（笑）」とのこと。
「玉子サンド」￥756。千切りキャベツを東京・東村山の地ソース、Pole Starと合わせ、マヨ玉子とサンド。「フライのイメージ」と言う通り、香ばしいパンから具がジュワッ
「煮穴子 つめダレ」￥1,080。トロトロの食感がうれしい古典居酒屋の定番も用意。甘辛いタレもレモンサワーの爽快な香味と好相性。今日は付け合わせに白菜とパクチーコールスロー
「レバーオイル漬け ウスターソースで」￥648。山椒風味のオイルでゆっくりと火を入れた、いわば鶏レバーのコンフィで、ソースはやはりPole Star。アクセントの実山椒も心地良い
レトロな雰囲気の店内。シャンデリアや古材を使ったインテリアがセンス良し
■プロフィール
くらもと・やすこ 東京都出身。ファッションモデルでありながら、レギュラー出演中の「おんな酒場放浪記」（BS-TBS）では、女性の酒場の楽しみ方を紹介。その豪快な呑みっぷり、食べっぷりが人気を集め、酒場モデルとしても活躍中。
■衣装
ワンピース￥177,120〈エスカーダ/エスカーダ・ジャパン TEL：03-5786-6862 〉、ブレスレット（左腕）￥21,600、（右腕）(右から￥83,160、￥38,880、￥30,240、リング￥18,360〈すべてリンクス オブ ロンドン青山店 TEL：03-3408-4509〉
