総合人材サービスのテンプホールディングス(東京・渋谷、水田正道社長)は、7月1日から傘下のテンプスタッフ、インテリジェンス、インテリジェンスビジネスソリューションズの3社の商号を変更することを決定した。主要子会社の社名変更でグループブランドの認知度向上を目指す。

 新社名はグループブランド「パーソル」を取り入れた社名に変更し、テンプスタッフ株式会社を「パーソルテンプスタッフ株式会社」、株式会社インテリジェンスを「パーソルキャリア株式会社」、株式会社インテリジェンスビジネスソリューションズを「パーソルプロセス&テクノロジー株式会社」とする。

 派遣のサービスブランド「テンプスタッフ」、インテリジェンスが運営する転職サービス「DODA」、アルバイト求人情報サービス「an」などの主要サービスブランドはこれまで通り継続する。

 同社のグループブランンド「パーソル(PERSOL)」は、人は仕事を通じて成長し(PERSON)、社会の課題を解決していく(SOLUTION)という意味を合わせた造語で、昨年7月にグループブランドとして導入した。

 すでに、雇用や組織に関する調査研究やコンサルティングサービスを提供する「パーソル総合研究所」、IT派遣事業を展開する「パーソルテクノロジースタッフ」がグループブランドを取り入れた新会社としてサービス提供を開始。4月からは自動車やエレクトロニクス製品等の設計・研究開発の受託事業を展開する日本テクシードとDRDが統合してできる新会社を「パーソルR&D」とすることを発表している。