CBS MarketWatchによると、米業務用ソフトウエア大手オラクルは5日、小売り向けソフトウエアメーカーの米プロフィットロジックを買収することで合意したと発表した。7月末までに契約を締結するとしている。プロフィットロジックは、小売業者が効果的な在庫管理や価格設定を行うため、消費者の購買パターンを分析するソフトウエアを開発しており、顧客には米百貨店最大手のフェデレーテッド・デパートメント・ストアーズなどを抱えている。オラクルは今年、スーパー向けソフトウエア中堅の米リテックや米業務用ソフト大手のピープルソフトを買収しており、今回のプロフィットロジックの買収で、小売業者向けのソフトウエア市場へのさらなる進出を目指す。同社の株価は米ナスダック市場で5日、前週末比0.15%安の13.27ドルで引けた。【了】