2017年エランドール賞授賞式

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日本映画テレビプロデューサー協会が1年を通して活躍した人物や映画・ドラマ等を表彰する「2017年 エランドール賞」の授賞式が4日、都内のホテルで開催された。
1年を通じて最も活躍した将来有望な新人俳優に贈られる新人賞は、1956年の第1回で故・石原裕次郎さん、故・高倉健さんらが受賞しており、その歴史伝統の重みから、業界の数ある賞のなかでも最も権威あるものの1つとなっている。
今年は坂口健太郎、高畑充希、ディーン・フジオカ、波瑠、星野源、広瀬すずの6人が選ばれた。

高畑充希は「去年、『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』の撮影中に、有村架純ちゃんがエランドールの授賞式に向かうのを現場でお祝いして、親戚のおばちゃんみたいな気持ちで送り出したのがちょうど一年前で、今日この場に自分が立っていることがすごく幸せで嬉しく、不思議な感じ」としみじみ。
昨年はそのほか、朝ドラ『とと姉ちゃん』に主演し、映画『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』ではヒロインを演じた。「出会うべきタイミングで出会いたかった役に出会えた。嵐のような夢のような一年でした」と充実感をにじませ、「これからも素敵な役に出会えるよう、アンテナを立てて頑張っていきたい」と語った。

星野源は昨年、NHK大河ドラマ『真田丸』で徳川秀忠を演じたほか、ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS)では主題歌も担当。「中学1年生の頃から演劇を始めて、同じ頃から音楽も始めて、その2つをずっと続けてきて、それが同時に報われたような、素晴らしい一年でした」と充実の1年を振り返った。

広瀬は昨年、主演を務めた『ちはやふる 上の句/下の句』をはじめ、山崎賢人とW主演の『四月は君の嘘』、『怒り』、ドラマ『怪盗 山猫』(日本テレビ)などに出演。この春に高校卒業を控えており、「あと少しで学生生活も終わるので、これからはいろんな役や作品に出会ってもっともっと大きくなれたら」と女優業に邁進する決意を語った。

授賞式には高畑充希への花束プレセンターとして『とと姉ちゃん』で共演した俳優の唐沢寿明、星野源のプレゼンターとして『逃げるは恥だが役に立つ』で共演した女優の新垣結衣も出席した。

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