ガラガラうがいは逆効果!? 知っておきたい正しいカゼの予防法

2016年11月26日 21時20分

東京でも11月には54年ぶりの雪が降るなど、気候の変動が激しい今年。体調を崩してしまわないか心配な人も少なくないはず。

そこで今回は、『Woman Wellness Online』の過去記事を参考に、正しい風邪の予防法をご紹介します。

■お風呂で免疫を高める

風邪が流行っていてもなる人とならない人がいるのは、免疫力の違い。できることなら体調は崩したくないし、免疫力を高めたいですよね。『インフルエンザにならないために…「免疫を向上させる」意外な生活習慣』によると、免疫力を高めるにはHSP（ヒートショックプロテイン）入浴法がオススメなんだとか。

HSPとは日常生活の中で私たちが受けるさまざまなストレスによって傷ついたタンパク質を修復し、免疫力を高めてくれる存在。そのHSPを増やすためには熱による刺激が必要で、その入浴方法は40℃なら20分、41℃で15分、42℃で10分、しっかりと肩までつかり、できればお湯の温度が下がらないように湯船のフタをし頭だけ出すような状態で入浴するのがいいそうです。

また、大切なのはお風呂上がりに10分から15分ほど保温することと、十分な水分補給をすること。常温か温かい飲み物で水分補給をすることが推奨されています。

効果は3日ほど続くそうなので週に2回行えばOK。これなら忙しい女性でもできそうですね。

■いきなりの「ガラガラうがい」は逆効果

『エッ…うがい、手洗いも!? やりがちだけど「実は逆効果なカゼ予防法」3つ』では、よかれと思ってやりがちだけど実はNGな風邪予防法をご紹介しています。

風邪予防の基本“うがい”。しかし、上を向いて行うガラガラうがいは、実は風邪を引き起こすNG行動なんだそう。

なぜなら、いきなり喉まで水を含んでしまうことで、“口の中”のカゼウイルスを水とともに喉の奥に届けてしまうから。まずは口の中をしっかりすすいでから、喉のうがいをするのが正解です。

■栄養士は風邪の引き始めに「発酵食品」を食べる

管理栄養士といえば、栄養のプロ。とはいえ、彼らも風邪を引くことがあるそう。『そうだったんだ！栄養士が「風邪かな？」と思ったときに選ぶ食べもの3つ』では、管理栄養士が風邪の引き始めに食べるものがいくつか紹介されています。

そのうちのひとつが発酵食品。

免疫機能の大きな部分を司っている腸の免疫機能には、腸内環境が良好であることが関係していることがわかっているそう。その腸内環境を整えてくれるのが発酵食品です。さらに、発酵食品は微生物の力で栄養素が分解されているので、消化にもいいのだとか。

納豆なら同時にたんぱく質も補給でき、味噌や酒粕、塩麹などの調味料、糠漬けや甘酒を使えば手軽に発酵食品を取り入れられます。

（Woman Wellness Online編集部）