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 ジャニーズ帝国に亀裂が走り始めている。8月18日に、Kis-My-Ft2玉森裕太(26)と元マネージャーの飯島三智氏(59)が接触した可能性が『フライデー』(講談社)に報じられた。SMAPの次はキスマイ騒動が起きるのではないかとファンをザワつかせている。

玉森裕太が飯島氏と接触……ファン心配

 藤ヶ谷太輔(29)や玉森ら7名で構成されるキスマイ。デビュー5周年を迎え、今年7月からスタートした「Kis-My-Ft2 CONCERT TOUR 2016 I SCREAM」の公演で、ジャニーズ史上最速で観客動員数200万人突破を記録した。

 そんなキスマイのファンをザワつかせているのは、『フライデー』が報じた飯島氏の動きだ。某大手広告会社とつながりのあるキャスティング会社の関係者とコンタクトを取っている他、都内ホテルの高級中華料理店から出てきた際には、ツーショットではないにせよ、玉森がほぼ同時刻に同じホテルから出てきたというのだ。ジャニーズから「接触するな」と命令が出ている飯島氏と接触した可能性が高く、ファンの間で「大丈夫なのか」という声が蔓延している。

SMAPが解散を正式発表しただけに、もう何が起きても不思議じゃない状況。飯島氏が本当に芸能界に復帰するなら、SMAPのメンバーだけじゃなくキスマイも引き抜く可能性は考えられます」(報道関係者)

■飯島派のキスマイは干され気味

 SMAPとともに飯島派として知られているキスマイは、今回のSMAP騒動の余波を強く受けているグループ。ツアーが成功したとはいえ、1月の騒動で飯島氏がジャニーズを退社して以来、徐々に仕事が減少してやや干され気味だ。

「メリー喜多川副社長(89)や娘の藤島ジュリー景子副社長(50)が権力を行使している今は、SMAPの弟分と見られていたキスマイへの風当たりも厳しいです。SMAPが解散した来年以降は、なおさら同幹部らの怒りのほこ先になるかもしれません。そんなジャニーズで明るい未来を描くのは難しいのでは」(前出・関係者)

 またマスコミの動きも慌ただしい。某ウェブメディアがジャニーズお抱えの紙媒体各社を出し抜く形でSMAP解散を報道して以来、各社が競うようにしてSMAPネタの報道合戦を繰り広げている。同事務所のマスコミ統制がやや崩れている様子だ。

「各ジャニーズタレントのコメントを聞くかぎり、事務所内でも衝撃が走っている様子がうかがえます。キスマイに限らず、幹部陣への信頼感を失った他タレントが流出する可能性も捨て切れません」(前同)

 お家騒動がまだ収拾する気配のないジャニーズ。キスマイがSMAPの次の衝撃となって帝国の地盤に揺さぶりをかけるのか。

文・橘カイト(たちばな・かいと)※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。