[となりのテレ金ちゃん-テレビ金沢]2016年3月21日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、石川県の小中学校で歌われる校歌によく出てくるシンボル的な言葉について調べていました。

卒業シーズン真っ只中。今年度は県内の小中学校で2万603人が卒業を迎えます。卒業式でも歌われる校歌には、土地名であったり周辺の場所名が必ず登場しますよね。

地域の誇りと成長を願う

石川県内の公立小中学校302校の校歌について、市町村名を除き場所名などをカウントすると、第5位が「浅野川」「医王山」の15校、第4位が「手取川」の21校、第3位が「加賀平野」の25校、第2位が「日本海」の27校、そしてダントツ1位が「白山」の96校という結果でした。

白山(tsudaさん撮影、Flickrより)

やはり標高2702mというその雄大な姿が見守られているという存在感があり、歌われている理由でしょうか。

そして、「白山」が歌われている学校で一番遠いところが志賀町の志加浦小学校でした。歌詞に出てくるということは、実際に見えるのかというと、天気の良い日にはしっかりと拝むことが出来るそうです。

そして、白山からもこちらを見てもらい守ってもらおうという想いも込められているそうです。残念ながらこの小学校は今年度で閉校となり、最も遠いのは羽咋市の粟ノ保小学校となります。

地域の誇りや成長を願う思いが詰められた校歌、学校だけでなく校歌もなくなってしまうのは寂しいですね。(ライター:りえ160)