金本知憲

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 いよいよ開幕を迎えるプロ野球のペナントレース。史上稀に見る大混戦となった昨季のセ・リーグは、前年まで2年連続の最下位に沈んでいたヤクルトがリーグ優勝を成し遂げた。

 今年も混戦模様が予想されるなか、ユーザーの皆さんに順位予想アンケートを実施。今回は優勝チームの予想に加え、自分の好きな球団の“順位予想”もお願いした。

<セ・リーグ>

● 得票率1位:阪神 45.3%

【コメント】

「新人の高山や3年目の横田の活躍」

「阪神は若手を積極的にオープン戦で起用して結果を出してるから面白くなりそう」

「先発陣が揃っている」

「監督が変わり、選手の意識改革を行なったから」

「マートンと呉昇桓の穴は大きいが、外国人の部分はカバーできているから」

<阪神ファンの予想>

 今年から金本知憲監督の下で新たなスタートを切る阪神。ファンの金本監督に対する期待は非常に大きく、阪神ファンの91%が優勝を予想した。

● 得票率2位:ヤクルト 16.6%

【コメント】 

「先発が小川、石川を中心に駒がそろっている」

「昨年より控え野手に厚みが出た」

「若手監督が多い中、真中監督は昨年セ・リーグ優勝を経験している。各チームの戦力が均衡しているからこそ、監督の差が出てくる。」

「去年からの戦力の低下がなく、補強に成功しているから」

「勝ち方を覚えてきたから」

<ヤクルトファンの予想>

 昨季リーグ優勝を成し遂げたチームのファンは、72%が1位と予想。多くのファンが連覇を信じているが、2位(13%)や3位(8%)との意見もチラホラ。それでもヤクルト(と阪神)は5位以下を予想するファンがいなく、Aクラス入りは固いとの見解がうかがえた。

● 得票率3位:巨人 12.9%

【コメント】

「ベテランと若手が融合して総合力が他のチームよりいい」

「暗いニュースを払拭するような活躍に期待」

「阿部の捕手起用が大きい」

「接戦にはなると思うが、粘り強くここ一番で勝つことが出来る」

<巨人ファンの予想>

 1位と予想したファンは74%。全体的にポジティブな意見が多かった。特に大黒柱・阿部の捕手復帰が、多くの支持を集めた。それでも4位が5%、5位と6位が2%ずつと、一部のファンはBクラスに沈む可能性も感じているようだ。

● 得票率4位:広島 12.2%

【コメント】

「故障者や去年の不調組が今年は活躍すれば勝てる」

「“キクマル”が復調すれば十分あり得る」

「ジョンソン、黒田、福井の表ローテがリーグNo.1」

「一番勢いを感じる」

<広島ファンの予想>

 広島は69%のファンが自チームを1位に予想。しかし、2位(8%)の数字よりも3位(10%)と4位(9%)の方が多いあたりに、悩ましいファン心理が表れているようにも感じる。今年はエース・前田健太のメジャー移籍による影響が危惧されているだけに、横山&岡田のルーキー組の活躍に期待したい。

● 得票率5位:DeNA 7.2%

【コメント】

「ラミちゃんの手腕に期待がもてるから」

「投手は今永、熊原も加入したから」

「ロッテを超える下剋上に期待」

「筒香の存在感」

「去年のシーズン途中まで一位だったので今年はいけそう」

<DeNAファンの予想>

 昨季、前半戦を首位で折り返したDeNAだったが、最終的には最下位に沈んでしまった。ファンの66%が1位を予想しているものの、2位が2%で、3位と4位が同率(11%)というあたりに、ファンの思いが見え隠れする。

● 得票率6位:中日 5.8%

【コメント】

「谷繁監督が監督専任になった為、采配に専念できる」

「エース吉見の完全復活」

「守りぬく野球をすればいける」

「混セの中でピッチャーに最も比重を置いてるから」

「岩瀬次第」

<中日ファンの予想>

 他球団同様、1位予想が過半数(61%)を占めたが、次に多かったのが4位(12%)。次いで3位(9%)、6位(8%)という順番だった。最下位予想が4番目にくる状況だが、ファンからは投手陣に期待する声が多く挙がっている。