INSIGHT NOW! 編集部 / クイックウィンズ株式会社

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今日、2月10日は「豚丼の日」です。

実は今日はたくさんの記念日が制定されているのですが、その中でもかなり無理やりな語呂合わせで目立っていた「豚丼の日」をご紹介します。2(ぶた)10(どん)とは正直、読めませんが心意気は買いましょう。

「豚丼の日」は、北海道札幌市、芦別市を拠点に、豚丼や焼き肉、ジンギスカン、しゃぶしゃぶなどのたれ、ソース・ドレッシング等の製造・販売を行う(株)ソラチ (※肉を焼く音が出ます。ご注意ください。)が制定しました。ソラチは「北海道のたれ屋」として有名で、十勝名物の豚丼が全国的に知られる原動力のひとつになった企業だそうです。

もともとは十勝地方の郷土料理だったそうですが、近年ではすっかり家庭の食卓にも定着したようです。十勝風の豚の焼肉に甘辛いタレをからませてご飯に乗せる「豚丼」は、うな丼をモデルに作られたというだけあってこってりしたところが似ています。うなぎの「かば焼きのタレ」で「豚丼」を作るというレシピもよく見かけます。値の張るうなぎの代わりに豚肉で代用するのは、お財布にも優しい、なかなかよいアイディアかもしれません。

首都圏では「豚丼」のお店もずいぶん増えました。豚大学、豚野郎、豚っく、ぶたいち、ブタリアンなど、いかにも「豚丼」の店名が目白押しです。「豚丼」はどんぶり飯とたっぷりの豚焼肉の組み合わせなので、どうしても「男飯」「がっつり」など、男性向けに宣伝されがちです。けれど、豚肉は美肌効果のあるビタミンB1が豊富で、貧血予防の鉄分、筋肉や神経の機能を正常に保つリン、むくみに効くカリウムも含まれている女性向けの食材です。あまり食べたことのないという女性の方も、ぜひ「豚丼」を食べてみてください。