週刊新潮(1月21日号)

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SMAPの解散危機が13日の日刊スポーツ、スポーツニッポンで報じられた。スクープを入手したのは、この2紙と週刊新潮。14日発売の週刊新潮(1月21日号)では、「SMAP 解散への全内幕」と題し、トラブルの経緯や女性チーフマネージャー飯島氏と事務所の軋轢、メンバーの現況が4ページに渡って特集されている。


経緯は、今まで報じられている内容とほぼ変わらず、SMAPの独自路線により徐々に飯島氏と事務所側に軋轢が生じ、週刊文春のインタビュー時にメリー喜多川副社長が飯島氏を呼び出して叱責したことが引き金とされている。しかし、飯島氏はメリー喜多川氏から「辞めろとパワハラを受けたようなもの」という関係者の証言を掲載、事務所の意向が反映されているスポーツ紙に比べ、実情を生々しく伝えている。


その後、飯島氏がSMAPを引き連れて独立したいとしたところから、スポーツ紙より踏み込んだ内容となっている。11月までに事務所が行った意思確認で木村以外の4人は「脱退します」と明言。木村だけは12月半ばに「成功したから独立というのは、スジが通らない。自分はジャニーさんやメリーさんを消して裏切りません」と告げた。これを伝え聞いたメリー喜多川氏は「木村だけは、私が絶対守る」と感激したという。


SMAPが4対1に分裂することが決まったことで、飯島氏は4人に対し、「茨の道だから、事務所に留まりなさい」と諭しており、4人も事務所に恨みがあるわけでもなく迷い始めているという。しかし、事務所としてはスジを通した木村にも申し訳が立たず、何もなかったように4人を再び受け容れることは難しいとしている。