滞在していたホテル「Radisson」の宿泊客たちが、「危険の恐れがある疑わしい人物」と考えて通報したことで、彼はホテルの部屋で警官たちに出くわすこととなった。だがその「人物」は、ローマのラジャ・ナインゴランだった。

『ad.nl』によると、17日に予定されていたベルギー対スペインの国際親善試合が中止になり、ナインゴランは故郷のアントワープを訪れていた。ローマに戻る前に、家族や旧友たちとの時間を過ごしていたのだ。だが、モヒカンやタトゥーといったルックスが影響したのかもしれない。ホテルの宿泊たちは、パニックから警官を呼んだというのである。

警官たちはすぐにナインゴランだと気付き、謝罪するとともに、選手と写真撮影をした。これでこの話は終わりだ。パリでの事件がなければ、ちょっとおかしな話となっていたかもしれないが…。