ローマのジェルビーニョが17日、コートジボワール代表のリベリア戦で、72分に「筋肉が引きつった感覚」により交代した。ローマのメディカルスタッフがコンタクトを取り、明かしたものだ。

ジェルビーニョは18日か19日に検査を受ける予定。そこで右もものコンディションが分かるだろう。ルディ・ガルシア監督にとっては痛手だ。21日のローマ戦では、すでにモハメド・サラーとフランチェスコ・トッティが不在。エディン・ジェコはボスニア・ヘルツェゴビナ代表の2試合で疲れている。

前線はジェコに加え、ジェルビーニョのコンディションにかかわらず、インターナショナルウィーク中もトリゴリアで練習していたフアン・マヌエル・イトゥルベとイアゴ・ファルケがプレーするだろう。ジェルビーニョは、筋肉の疲労ということであれば招集されるとみられる。ただいずれにしても、チャンピオンズリーグ(バルセロナ戦)に向けて温存されるはずだ。

あるいは、攻撃面でのもう一つの解決策となるのが、アレッサンドロ・フロレンツィを前線に起用し、マイコンかヴァシリス・トロシディスをディフェンスラインに置く形だ。ただこの場合でも、疲労を考慮しなければいけない。

フロレンツィは17日、イタリア代表で90分プレーしており、18日にはテクニカルスポンサーのイベントでアントニオ・リュディガーとミュンヘンに出向いている。24日のバルセロナ戦も考えれば、フロレンツィも温存される可能性がある。