INSIGHT NOW 編集部 / クイックウィンズ株式会社

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今日、9月3日は「ベッドの日」です。

ベッドによる心地良い睡眠を広くアピールすることを目的に、全日本ベッド工業会が制定しました。日付は英語表記のgood sleep dayのグッドスリープをグッスリと読み、9と3の語呂に合わせたという、かなりの無理やり感ですね。

よい眠りというのは健康な心身のために欠かせないものです。

「身体を休ませることで疲労を回復させていると思いがちな睡眠ですが、むしろ身体よりも脳(大脳)を休ませるために必要なのです。睡眠が不足すると、脳の中でも「前頭連合野」という、考える、記憶する、そして感情などの人間らしいココロや理性を担当している部分の機能が低下してしまいます。ですから、脳が過労状態になってしまうと、ココロにも障害が出てきてしまいます。 」( 大塚家具goodsleepfactory 参照)

そういえば、会社のメンタルヘルス講座で精神科医の講師の方が「人間眠らないと死にます」と軽やかに宣言されていました。実際、なんらかの原因で睡眠障害になると、心身の健康が蝕まれてしまいます。うつ病の初期症状が睡眠障害だという話を聞きますが、逆に睡眠障害からうつ病になるのかもしれません。

よい眠りのためには、朝の光をたっぷり浴びることと寝る前に光の刺激をさけることが大切です。こうして睡眠ホルモン「メラトニン」の分泌を適切にコントロールすると、自然と夜になると眠くなり、朝快適に目覚めることができます。

もう一つは、睡眠時間の長さよりサイクルを大切にすることです。レム睡眠とノンレム睡眠はおおよそ90分サイクルで繰り返されるので、最低3時間しっかり眠るだけでもかなりの休息が得られます。逆にこのサイクルをうまくとらえられず中途覚醒を繰り返すと、心身がとても疲れるようになります。

適切な環境と生活サイクルで、人生の1/3を費やす睡眠時間を快適に過ごしましょう。