マリアナ諸島を進んでいる熱帯低気圧が今後台風に発達する見込みです。今週半ばには沖縄に接近する恐れもありますので、今後の台風情報に注意し、早めの対策をとるようにしてください。

新たな台風発生へ

マリアナ諸島の熱帯低気圧が今後台風に発達する見込みです。今日15日15時の情報によると今後24時間に台風に発達し、北西方向に進む予想です。今週18日〜19日ごろには沖縄に接近する恐れがあります。

あまり発達する予想にはなっていませんが、海水温は平年と比べて高く、予想より発達する恐れもあります。また、進路もまだ幅がありますので、最新の台風情報を確認しましょう。台風が近づく前から海上では波は高くなり、台風周辺の湿った空気の影響で、ほかの地域にも大雨をもたらすこともあります。早めの準備もしておくとよいでしょう。

台風が近づく前の対策 高波や高潮に備えて

沿岸部では、台風による高波や高潮の恐れがありますので、次の3つのことに注意しながら、備えることが必要です。

1つめは、何より、高波や高潮の恐れがある海岸周辺には、近づかないようにしましょう。海や船の様子が心配でも、見に行くのは、絶対に止めてください。

2つめは、大潮の時期や満潮時刻を確認しておきましょう。台風による高波や高潮が、満潮時刻と重なると、海岸周辺の道路の冠水や浸水など、被害が大きくなる恐れがあります。

3つめは、安全に行動できるうちに、避難(移動)しましょう。波しぶきが護岸設備を越えて、海沿いの道路に押し寄せると、冠水して通行が危険になる恐れがあります。通行止めや速度規制などの交通情報は、こまめに確認して、早めに避難してください。