参院予算委員会は6日、小泉純一郎首相と全閣僚が出席して、2日に衆院通過した2006年度予算案の審議を開始した。小泉首相は、政府が今国会の最重要法案と位置づける行政改革推進法案の趣旨について、「民間の活躍の場を広げ、政府を簡素で効率的なものに限定していくこと」と述べ、あらためて成立へ意欲を示した。

 現在31ある特別会計について、「もっと少なくできる」と統廃合を進める方針を強調。すでに5年間で5%以上の純減方針が決まっている公務員削減や、政府系金融機関の民営化、統廃合の必要性も訴えた。

 輿石東議員(民主)の質問に答えた。【了】

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