これは相当不味いことになりそうだという予感がしてならない。一つは、枝野官房長官の金融機関の債権放棄がなければ東京電力に対する公的資金の投入は考えられない、という発言だ。これは完全に東京電力の経営破綻を示唆する発言だと受け止めるのが当然で、金融機関や東京電力の経営を大きく左右することになるだろう。もう一つが、古賀プランである。破綻企業の再生プランとしてはかなり考えられたものだが、今の段階で古賀プラン