日本の社会では、長い間、「年長者ほど能力も見識も高く、したがって地位も報酬もまた高くて当然」という認識が広く社会に共有されてきた。しかし、今の若者は多分、社会の変化についていけないオッサン連中よりも、自分の方がずっと優れていると思わされる場面に何度も何度も遭遇しているはずだ。そして、ぼーっと毎日を過ごしていれば、私たちもまた、そう遠くない将来に、そんな冷たい視線を若者から浴びせられるかもしれないの