女王にも翳り!?

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 2014年末のNHK紅白歌合戦で大トリをつとめた松田聖子(52)。今年の4月には千葉県浦安市の舞浜アンフィシアターで3年ぶりとなるファンミーティンが行われる予定だが、そのチケットの値段が「安すぎる」と、2月19日発売の『週刊新潮』(新潮社)が報じている。

 ファンミーティングとは、歌ありトークあり、質問コーナー、プレゼント抽選会などもある、ファンクラブ会員限定で行われるイベントのこと。週刊新潮によると、2011年、2012年に行われたファンミーティングの入場料はそれぞれ1万500円、1万3650円だった。コンサート、ディナーショーなどに比べるともともと割安な値段設定の“ファンミ”だが、今回はそれが3900円になったというのだ。

売り上げ不振で庶民派への転向か

 これにはファンからも驚きの声が上がっている一方で、

「年々コンサートのチケット代が値上がりし、その割には選曲や髪型、衣装がマンネリ化して満足のいくステージではなく不満に思っていた」

 ため、妥当だと思うという意見もある。

 このように聖子が“庶民派”路線にシフトした背景には、CDの売り上げ不振によるとことも大きいという。同誌は「最近はシングルを出しても1万枚も売れない」と、紅白のトリを飾った女王ですらCDが売れない窮状を述べている。

 そんな聖子のプライベートもまた、厳しいようだ。

 2012年に慶應大学病院の准教授で歯科医師のB氏(50)と略奪愛のち再々婚したものの、翌年には家族経営の事務所を出て、元恋人と新たに事務所を立ち上げ移籍した。

 紅白では、ニューヨークから中継した娘の神田沙也加(28)を見て感極まり、涙ぐんでいた様子が話題となったが、「家族を捨てて男を取った母親にもうついていけない!」と、沙也加は激怒。袂を分かつ結果となったことも報じられた。

 事務所移籍による三度目の離婚の噂、娘との確執、そしてCDの売り上げ不振――さすがの女王も、これ以上ファンに失望されまいとする焦りがあるに違いない。

(取材・文/チロル蝶子)