誤審をも潔く受け入れたと認識されている男・篠原信一氏が、クイズ番組で実は全然潔くない本質を堂々披露した件。
潔さの360度対極にある概念的存在、篠原信一!
移動日で日本シリーズの試合もないというタイミング。ちょうどいい機会がありましたので、かねがね世間に流布している誤解を解いておこうと思います。時は遡り2000年、今から14年前のシドニー五輪の話です。この大会、今も語り草となっている世紀の大誤審が起きます。柔道男子100キロ超級決勝、篠原信一VSドゥイエ戦での内股透かしの見逃しの件です。
この試合、日本側では完全に一本だと思った篠原さんの内股透かしが、逆に相手のポイントと判定され、篠原さんが敗れたというものでした。当然、日本側の首脳陣は猛抗議しますが、判定が覆ることはありません。篠原さんは表彰台で涙を流し、それを報じる日本のアナウンサーも涙ぐむ、無念の銀メダルとなったのです。
篠原さんは試合後、こう語りました。「自分が弱いから負けた」と。
ここに訂正のポイントがあります。この名言、一般には「判定にも相手にも不平不満を言わない潔い男の言葉」として受け止められているかと思います。しかし、実態は若干違っている模様。各種講演会での発言などを踏まえると、この発言は「あの投げで勝ったと思ったのに勝ってなかった。え?え?え?おかしいやろ?何でや?何でや?もう勝ったやろ…という不平不満にとらわれてしまい、もう一回投げ飛ばしてやろうという風に気持ちを切り替えられなかった」という心情から出たものらしいのです。
不平不満を一切漏らさぬ男気というよりは、不平不満にガッチリととらわれたことへの後悔からの言葉。そうです、篠原さんは取り立てて潔いわけではなく、むしろ逆なのですが、一周まわってイイ感じになってしまっているだけなのです。にわかには信じがたく、信じたくない話かもしれませんが、真実は得てして不都合なもの。まさか、大誤審と同時に大誤解も発生していたなんて。
そんな篠原さんは27日、フジテレビの「ネプリーグ」なる番組にご出演。ここで篠原さんは、遺憾なくそのイサギワルさを発揮してくれました。この辺のイサギワルさを、あの試合中ずっと脳内でやっていた…今こそ世間にもそうした視点を持っていただきたい。そう思い、僕はその一部始終を記録することにしたのです。
ということで、「あんなに潔かったら銀メダルまで行けないよな」と納得感を覚えつつ、27日のフジテレビ「ネプリーグ」から篠原さんのイサギワルさをチェックしていきましょう。
◆元柔道選手・柔道解説者、現・産業廃棄物監視員!それが篠原信一!
男性アスリート、女性アスリート、インテリ芸能人という3チームに分かれてクイズで競い合うという今回の「ネプリーグ」。男性アスリートチームを構成するのは、武井壮さん、花田ナントカ(書けない/旧・勝氏)さん、前園真聖さん、そして篠原信一さん。「む、フモフモが好きそうな人選だな」とウチのHDDも気を利かして録画を開始します。
篠原さんは持前の巨体をチェックのシャツで包み、一日中公園にいる人風のファッションでご登場。天理大出身の頭脳を活かし、クイズに果敢に挑戦します。自分が正解すれば自分で自分を褒めちぎり、自分が外せば他人に罪をなすりつけ、他人が外せば徹底的にそれを責め立てるという、サイテーのイサギワルさを披露しながら…!
↓脳内にフワッとこの表情を残しておくと、よりサイテー感が際立ってオススメです!
どこかで見たことがあるんだけど…思い出せない…。
しりょうのきし、とかかな…。
篠原さんはオープニングクイズ・有名人出身国当て問題で、国会で演説を行なった際のブータン国王の映像を見て「(出身地は)ブータン!」と即答。いきなり正解を叩き出したことで、体格的にだけでなく、心情的にもだいぶ頭が高い感じになっていきます。
セカンドステージは漢字書き取りクイズ。まずチームの先鋒として登場したのは前園真聖さん。前園さんは順調に正解を重ねますが、「灯台モト暗し」という問題に「元」と回答し、外してしまったのです。このお手付きをネチクチ責めるのは、もちろん篠原さん。自分自身も次鋒回答者として同じ問題に挑み、「本」で外すわけですが、篠原さんは徹底的に前園さんのミスを責め始めたのです。
↓俺が悪いんじゃない!ゾノが悪いんだ!それが篠原さん一流のイサギワルさ!
この人サイテーだwwwwwwwwwww
潔くも何ともなく、サイテーwwwwwwww
可能な限りマックスまで他人を責めるタイプwwww
篠原さんは、とかく何につけても不平不満を漏らしつづけます。女性アスリートチームへの出題を見ては、「こっちの問題、簡単すね?」「こんなんメチャメチャ簡単やん!」「こらアカンわ!」「俺、今、(女性アスリートチームへの問題なら)6問当たってるもん」などの文句&文句オンパレード。これには出題者の林修先生も「レベルは揃えてます!」と反論をせざるを得ない状態です。
さらに次のステージがまたヒドイ。インテリ芸能人チームに対して、「五輪個人種目で金メダルを獲った日本人女性選手を答えよ」という問題が出題されたときのこと。「ヤワラちゃん…何だっけ名前…」と詰まるほかの出演者を見て、篠原さんは「ヤワラちゃんとしか呼んでないから、名前出てこんのですよ」と高笑いをしていたのです。じゃあ、ならば答えてもらおうとなるのは自然の流れなわけですが…
↓篠原さんは柔道の女子金メダリストの名前で完全に詰まる!
※松本さんが金を獲ったロンドン五輪の男子日本代表監督が篠原さんです。
※男子を見るのに忙しくて、女子は見てないんです。
※男子ならわかるんですけど、女子は縁遠いのです。
そして篠原さんは最終ステージに臨みます。ここでも「お兄さんがダーン」などと言いながら、前園さんもしくは花田ナントカさんが失敗してチームが負けるであろうことを予言する篠原さん。予言通りに花田ナントカさんのせいでチャレンジが失敗に終わると、ここぞとばかりに「結局お兄さんが遅いからですよ!」と指摘し、またも「俺は悪くないアイツが悪い」の念押しをしてみせたのです。
どうですか、このイサギワルさ。もちろんこれは番組演出上、面白くなるよう意図的に言っている部分もあるでしょうが、話半分に見積もっても「自分が弱いから負けた」の潔さとは真逆であることがご理解いただけたのではないでしょうか。上のほうにある画像、しっかりと心に焼きつけていただければ幸いです。
↓そして篠原さんは最終チャレンジで、チームから全権を委任され、外し、非を認めることを渋った!
ダメだwwwwwwwヒドすぎるwwwwwwww
パチンコ屋ばっか行ってる人の回答wwwwwww
この日だけじゃなく、どこで見ても大体この感じの人物wwww
シドニー五輪の決勝だけが別の印象を残してて違和感wwww
↓今改めてコレを見ると、「泣くほどのアレじゃない」という感じがしてくる!
逆にこのときだけ「自分が弱いから負けた」って言うのはズルイわwww
世間も完全にコロッと惚れ込んでしまいましたやんwwww
今後は「自分が弱いから負けた」の前に、「●●が悪い」を3つくらいつけて、一周してから自己反省に向かっている体でイメージしていきましょう!
今後は谷さんのように、ケラケラ笑いながら見る感じでいいと思います!
移動日で日本シリーズの試合もないというタイミング。ちょうどいい機会がありましたので、かねがね世間に流布している誤解を解いておこうと思います。時は遡り2000年、今から14年前のシドニー五輪の話です。この大会、今も語り草となっている世紀の大誤審が起きます。柔道男子100キロ超級決勝、篠原信一VSドゥイエ戦での内股透かしの見逃しの件です。
篠原さんは試合後、こう語りました。「自分が弱いから負けた」と。
ここに訂正のポイントがあります。この名言、一般には「判定にも相手にも不平不満を言わない潔い男の言葉」として受け止められているかと思います。しかし、実態は若干違っている模様。各種講演会での発言などを踏まえると、この発言は「あの投げで勝ったと思ったのに勝ってなかった。え?え?え?おかしいやろ?何でや?何でや?もう勝ったやろ…という不平不満にとらわれてしまい、もう一回投げ飛ばしてやろうという風に気持ちを切り替えられなかった」という心情から出たものらしいのです。
不平不満を一切漏らさぬ男気というよりは、不平不満にガッチリととらわれたことへの後悔からの言葉。そうです、篠原さんは取り立てて潔いわけではなく、むしろ逆なのですが、一周まわってイイ感じになってしまっているだけなのです。にわかには信じがたく、信じたくない話かもしれませんが、真実は得てして不都合なもの。まさか、大誤審と同時に大誤解も発生していたなんて。
そんな篠原さんは27日、フジテレビの「ネプリーグ」なる番組にご出演。ここで篠原さんは、遺憾なくそのイサギワルさを発揮してくれました。この辺のイサギワルさを、あの試合中ずっと脳内でやっていた…今こそ世間にもそうした視点を持っていただきたい。そう思い、僕はその一部始終を記録することにしたのです。
ということで、「あんなに潔かったら銀メダルまで行けないよな」と納得感を覚えつつ、27日のフジテレビ「ネプリーグ」から篠原さんのイサギワルさをチェックしていきましょう。
◆元柔道選手・柔道解説者、現・産業廃棄物監視員!それが篠原信一!
男性アスリート、女性アスリート、インテリ芸能人という3チームに分かれてクイズで競い合うという今回の「ネプリーグ」。男性アスリートチームを構成するのは、武井壮さん、花田ナントカ(書けない/旧・勝氏)さん、前園真聖さん、そして篠原信一さん。「む、フモフモが好きそうな人選だな」とウチのHDDも気を利かして録画を開始します。
篠原さんは持前の巨体をチェックのシャツで包み、一日中公園にいる人風のファッションでご登場。天理大出身の頭脳を活かし、クイズに果敢に挑戦します。自分が正解すれば自分で自分を褒めちぎり、自分が外せば他人に罪をなすりつけ、他人が外せば徹底的にそれを責め立てるという、サイテーのイサギワルさを披露しながら…!
↓脳内にフワッとこの表情を残しておくと、よりサイテー感が際立ってオススメです!
篠原信一と一緒です! pic.twitter.com/0gAv2rRVUx
- hidehikoyoshida (@hidehikoyoshida) 2014, 9月 19
どこかで見たことがあるんだけど…思い出せない…。
しりょうのきし、とかかな…。
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篠原さんはオープニングクイズ・有名人出身国当て問題で、国会で演説を行なった際のブータン国王の映像を見て「(出身地は)ブータン!」と即答。いきなり正解を叩き出したことで、体格的にだけでなく、心情的にもだいぶ頭が高い感じになっていきます。
セカンドステージは漢字書き取りクイズ。まずチームの先鋒として登場したのは前園真聖さん。前園さんは順調に正解を重ねますが、「灯台モト暗し」という問題に「元」と回答し、外してしまったのです。このお手付きをネチクチ責めるのは、もちろん篠原さん。自分自身も次鋒回答者として同じ問題に挑み、「本」で外すわけですが、篠原さんは徹底的に前園さんのミスを責め始めたのです。
↓俺が悪いんじゃない!ゾノが悪いんだ!それが篠原さん一流のイサギワルさ!
篠原:「灯台は書けるんだけど、モトがわからん」
篠原:「本!」
(残念、不正解)
(ほかの共演者の回答を見る立場に戻り、余裕が出てくる)
篠原:「(他人への問題を見ながら)コレはわかる!」
篠原:「(他人への問題を見ながら)コレはわかる!」
篠原:「(他人への問題を見ながら)コレいけるコレいける」
篠原:「(他人への問題を見ながら)コレは書けるな」
篠原:「(他人への問題を見ながら)コレはもうOKですね!」
篠原:「(他人が外すのを見て)ちょっとちょっとちょっとちょっと」
(何やかんやで男性アスリートチームはクリアならず)
篠原:「(僕なら)書けてましたけどね」
篠原:「言い訳じゃないですけど、ゾーノが!わけわからん間違いをするから!」
篠原:「ゾノが悪いんすよ!!」
篠原:「ゾノが!!」
この人サイテーだwwwwwwwwwww
潔くも何ともなく、サイテーwwwwwwww
可能な限りマックスまで他人を責めるタイプwwww
価格:740円 |
篠原さんは、とかく何につけても不平不満を漏らしつづけます。女性アスリートチームへの出題を見ては、「こっちの問題、簡単すね?」「こんなんメチャメチャ簡単やん!」「こらアカンわ!」「俺、今、(女性アスリートチームへの問題なら)6問当たってるもん」などの文句&文句オンパレード。これには出題者の林修先生も「レベルは揃えてます!」と反論をせざるを得ない状態です。
さらに次のステージがまたヒドイ。インテリ芸能人チームに対して、「五輪個人種目で金メダルを獲った日本人女性選手を答えよ」という問題が出題されたときのこと。「ヤワラちゃん…何だっけ名前…」と詰まるほかの出演者を見て、篠原さんは「ヤワラちゃんとしか呼んでないから、名前出てこんのですよ」と高笑いをしていたのです。じゃあ、ならば答えてもらおうとなるのは自然の流れなわけですが…
↓篠原さんは柔道の女子金メダリストの名前で完全に詰まる!
(ヤワラちゃんは、やっとこさ谷亮子さんと答えが出る)
アナ:「それではモニタールームに詳しい方がいるので聞いてみましょう」
アナ:「篠原さん、柔道はまだいらっしゃいますよね!」
(字幕で「柔道・元日本代表監督」と表示)
篠原:「そんなフリ止めてくださいよ(笑)」
アナ:「篠原さん!女子柔道57キロ級!」
篠原:「57!?えーと、あの、アレですよ」
篠原:「えーと、わかってるわかってる!」
篠原:「顔は出てきてんねんけど!」
(編集で長考部分をカット)
篠原:「松本薫や!!」
※松本さんが金を獲ったロンドン五輪の男子日本代表監督が篠原さんです。
※男子を見るのに忙しくて、女子は見てないんです。
※男子ならわかるんですけど、女子は縁遠いのです。
そして篠原さんは最終ステージに臨みます。ここでも「お兄さんがダーン」などと言いながら、前園さんもしくは花田ナントカさんが失敗してチームが負けるであろうことを予言する篠原さん。予言通りに花田ナントカさんのせいでチャレンジが失敗に終わると、ここぞとばかりに「結局お兄さんが遅いからですよ!」と指摘し、またも「俺は悪くないアイツが悪い」の念押しをしてみせたのです。
どうですか、このイサギワルさ。もちろんこれは番組演出上、面白くなるよう意図的に言っている部分もあるでしょうが、話半分に見積もっても「自分が弱いから負けた」の潔さとは真逆であることがご理解いただけたのではないでしょうか。上のほうにある画像、しっかりと心に焼きつけていただければ幸いです。
↓そして篠原さんは最終チャレンジで、チームから全権を委任され、外し、非を認めることを渋った!
(チーム全員で二択に答えていくステージ)
花田:「俺とゾノはもうついていくだけです」
武井:「じゃ、篠原さんが言ったほうに行きましょう」
篠原:「はい……わかってたら教えてくださいよ?」
武井:「弱気じゃん!」
篠原:「わかりました!いきましょう!」
アナ:「第1問、日本で多い挙式形式は?教会式?神前式?」
(全会一致で教会式と回答し、正解)
アナ:「第2問、多いのはどっち?スイミングスクール?ダンススクール?」
篠原:「ダンス!ダンス!」
(篠原さんのキメもあって見事に正解)
アナ:「第3問、日本で多いのは?パチンコ店?ガソリンスタンド?」
篠原:「パチンコ!パチンコ!パチンコや!」
(残念、不正解)
一同:「俺はスタンドかなと思ったんだよな」
一同:「俺も思いましたね」
一同:「俺も」
一同:「僕もそう思ったんですけど」
篠原:「いや、俺パチンコって言ったけど、みんなが、そうだよね!パチンコだよね!ってみんなが言ってたよね!」
篠原:「大体、人のせいにするとか、そんなの絶対アカン!」
篠原:「スポーツマンとして絶対アカン!」
一同:「ずっと人のせいにしてたじゃん!」
前園:「僕はシノさんが悪いと思いますけど…」
篠原:「パチンコのほうが多い気がするけどなぁ!!」
一同:「最後くらい認めてくださいよ!」
篠原:「ホンマ、すんませんでした!!」
ダメだwwwwwwwヒドすぎるwwwwwwww
パチンコ屋ばっか行ってる人の回答wwwwwww
この日だけじゃなく、どこで見ても大体この感じの人物wwww
シドニー五輪の決勝だけが別の印象を残してて違和感wwww
↓今改めてコレを見ると、「泣くほどのアレじゃない」という感じがしてくる!
逆にこのときだけ「自分が弱いから負けた」って言うのはズルイわwww
世間も完全にコロッと惚れ込んでしまいましたやんwwww
今後は「自分が弱いから負けた」の前に、「●●が悪い」を3つくらいつけて、一周してから自己反省に向かっている体でイメージしていきましょう!
価格:777円 |
今後は谷さんのように、ケラケラ笑いながら見る感じでいいと思います!
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