写真はYoutube「Brewers fan falls into bullpen」のキャプチャ

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6月3日、ミルウォーキー・ブルワーズの本拠地ミラー・パークで、ファンがスタンドの手すりからブルペンに落下し負傷するという事故が起きた。

ミネソタ・ツインズをホームに迎えた試合の7回途中、男性ファンが15フィート(約4.6メートル)の高さから落下。救急救命士が駆けつけ、スタジアムは物々しい雰囲気に包まれた。



ブルワーズのリリーフ、ブランドン・キンツラー投手は、落下した人が死亡したのではないかと心配したという。

「彼が落下したときもゲームは継続していたんだ。人が地面に落ちてるのを間近で見ているのに、ウォームアップを続けなければならなかった。本当に動揺したし、プルペンキャッチャーのマーカスが叫んでいるのを耳にしていたからね。落下した彼は数分たっても動かないので、もしかしたら死んでしまったとのでは? と正直思った。救護士が彼を蘇生している間もウォームアップを続けたけど、本来なら審判は試合を止めるべきだったと思う」と地元メデイアの取材に対し、コメントを寄せている。



実際、球場での死亡事故は度々起きており、2011年にはレンジャーズ・ボールパークでファンが外野に落下して死亡。同じくミラー・パークではブルワーズのグラウンド整備士が心臓発作で死亡している。

【参照記事】
Fan hurt from fall into Brewers' bullpen

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