左から瀬戸早妃、永山たかし、横井健司監督

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3月29日、映画「ハッピーネガティブマリッジPart1」が公開初日を迎え、シネマート六本木で行われた初日舞台挨拶に瀬戸早妃、永山たかし、横井健司監督が登壇した。

佐藤啓太郎役を演じることについて永山たかしさんは「メガネを取らないこと。ビジュアルイメージにこだわりました。僕が原作を読んで啓太郎を応援したいと思ったので、そう思ってもらえるように演じました。」、秋緒志麻子役の瀬戸早妃さんは「原作の志麻子はお人形のように美しくプロポーション抜群。初めはムリだと思った。コミックをどこまで表現すればいいのか監督によく質問をしました。」と苦労を明かした。

演じていて印象に残ったシーンについて永山たかしさんは「お見合いで出会うところ。恋した目をしています。何度も撮り直しをしました。」、瀬戸早妃さんは「初日に永山さんと初めましての挨拶をした直後に母と対面するシーンを撮ったのですが、永山さんがとても緊張していたこと。」とコメント。

コミックを実写化することについて横井健司監督は「原作は内面の葛藤が多いので、そのシーンはモノログを多用しました。原作にあるテイストをある程度描かないと啓太郎の心情がにじみでない。言葉を吟味して入れていった。」とこだわりを語った。

演じた役とご自身が似ているかの質問に永山たかしさんは「役がまわってきたのは似ているから?逃げ体質など共感多い。恋愛は奥手ですが、行くときは行きます!」、瀬戸早妃さんは「家族思いなところは同じ。親に喜んでもらうために自分を持っていないところを志麻子は悩みますが、私は喜んでいました。」と話していたところに横井健司監督から「似ているところは原作の志麻子と同じくペロッと舌を出すところ。」と瀬戸早妃さんの癖を暴露していた。

撮影中のエピソードについて横井健司監督は「60分のDVDで6本360分を19日間で撮影しました。これはかなりタイトなスケジュール。タイトだからこそみんなの向かう目標が1つになり、出すものを出しつくしたところが反映されている。」、永山たかしさんは「撮影は過酷でしたが、キツイのはイヤじゃない。監督とは共通認識が多くて信頼していました。キャストとは戦友です。瀬戸さんは明るくて、みんな気遣いがあり現場の雰囲気を作ってくれました。」、瀬戸早妃さんは「寒くて睡眠が取れなくて修行みたいな撮影でした。毎日睡眠不足で台本と寝ていました。」とそれぞれ語った。

最後に永山たかしさんは「Part1では今までは壁にぶつかる前に啓太郎はすぐに逃げていた。Part2では壁にぶつかってゆく啓太郎が僕は愛しい。誰かの一歩を応援出来る作品になればいいと思います。」、瀬戸早妃さんは「この映画は恋愛だけではなく家族の絆や友達の大事さなどいろいろな要素が盛り込まれている。みなさんに少しでも感じてもらえれば嬉しい。これから生きてゆく上で私は志麻子のようになりたい。Part2もありますので見てください。」と挨拶を締めた。

映画「ハッピーネガティブマリッジ」はシネマート六本木にて独占ロードショー!
3月29日(土)からPart1を公開中。4月19日(土)からPart2を公開!

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映画「ハッピーネガティブマリッジ」公式HP