レアル戦振り返ったファーガソン監督「シンジは本当に良かった」

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 マンチェスター・Uのアレックス・ファーガソン監督が、13日に行われ、1−1の引き分けに終わったチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦のレアル・マドリード戦を振り返り、日本代表MF香川真司のプレーに対して、高い評価を述べている。クラブ公式HPが伝えている。

 試合に先発し、65分までプレーした香川だったが、ファーガソン監督は、「前半、相手の裏を狙う素晴らしい動きをしていた。チームにとってシンジの動きが、強みの1つになると思っていた。セカンドボールに関与する選手を求めていたんだ。ロビン・ファン・ペルシーとのコンビで力強いタッチを見せていただけに、不運な部分があった。彼は、相手守備陣をこじ開けようとしていた。だが、彼を評価している人間は少ないね。アンフェアなものだよ。前半は本当に良かった」と、プレーを高く評価している。

 また今季、ドルトムントからマンチェスター・Uへ加入した香川だが、ファーガソン監督は適応にまだ時間を要すると考えており、「彼は全く異なる環境から来た。ドイツとイングランドのサッカーが、かなり違うことは周知の事実だ。ドイツは反則が多い。イングランドではフィジカルコンタクトを求められる。だが来シーズン、彼はさらに良くなる」と、香川への期待を改めて語っている。

 セカンドレグは、マンチェスター・Uのホームで3月5日に行われる。

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