個人的には最も優勝候補に推したい国。
前回大会は順調に勝ち進むもなんかあっけなく韓国に負けてしまっただけに、今回は納得のいく結末を迎えたいところ。

予想スタメン
1アズドバル・カブレラ 2B インディアンズ
2アンドラス  SS レンジャーズ
3カルロス・ゴンザレス RF ロッキーズ
4ミゲール・カブレラ 1B タイガース
5サンドバル 3B ジャイアンツ
6プラド LF ブレーブス
7ミゲール・モンテーロ C ダイヤモンドバックス
8ヘスス・モンテーロ DH マリナーズ
9グティエレス CF マリナーズ


主な先発投手

フェリックス・ヘルナンデス(マリナーズ)、ヨハン・サンタナ(メッツ)、ザンブラーノ(マーリンズ)

主なリリーフ投手
べタンコート(ロッキーズ)、フランシスコ・ロドリゲス(ブリュワーズ)




・ドミニカ代表

恐ろしく高い授業料を払わされた前回大会。
まあせっかく払ったってそれを生かさなければ意味がない。

前回大会の屈辱を踏まえてさえいれば今回は変な油断やおごりはないはず。今回もタレントは十分優勝候補と言えるようなものを揃えている。

と、考えるとやはり重要になってくるのは戦略と選手のコンディションでしょうか。キューバ以外の中南米の選手は短期決戦の経験に欠けるので、そこをカバーするような個々の頑張りが欲しいところです。

投手陣に関してはかつてのペドロマルチネスのような毎年サイヤング賞の候補に挙げられるようなスーパースターはいないものの、充実の陣容。

前回大会でも活躍したウバルド・ヒメネス(インディアンズ)を中心に、今シーズン好調のレッズを引っ張るジョニー・クエト(レッズ)、3シーズン連続二桁勝利のワンディ・ロドリゲス(アストロズ)、ノーヒッターのアービン・サンタナ(エンジェルス)など、二桁クラスのピッチャーが揃う。

救援陣も去年のセーブ王、ホセ・バルベルデ(タイガース)を筆頭にラファエル・ソリアーノ(ヤンキース)、カルロス・マーモル(カブス)など力のあるボールを投げるピッチャーが並びます。

アレクシー・オギャンドー(レンジャーズ)のようなリリーフと先発両方の経験が豊富なピッチャーもこういった国際大会では大変使い勝手がいいかもしれない。

野手に関してはまあ今更メンバーの豪華さに言及するようなこともないような・・。キャッチャー以外全ポジションにオールスタークラスの選手を揃える陣容はハンリー・ラミレス(ドジャース)が控えに回るんじゃないかってされるほど。打順を決めるのも大変。
人類最強打者アルバート・プホルス(エンジェルス)とチームリーダーデビット・オルティス(レッドソックス)、2シーズン連続アリーグ本塁打王ホセ・ボティースタ(ブルージェイズ)を中核に据え、ロビンソン・カノー(ヤンキース)やエイドリアン・ベルトレー(レンジャーズ)といった脇役じゃないはずの選手が脇役に回る夢のような打線に、経験の浅い相手投手はスタメンに並ぶ名前を見ただけでも怯えてしまうんじゃないでしょうか。エンカーナシオン(ブルージェイズ)が控えとかおかしいよ絶対。

まあただ、過去の大会もそんなことを言われていたわけでして、名前だけで勝てる大会じゃないというのがこのWBCです。
スター選手を抱えるが故の難しさもあるでしょうし、過去2大会の敗因をしっかり分析して今大会での戦いにしっかりつなげることができれば今度こそ「名前通り」の結果を残せるんじゃないでしょうか。

予想スタメン
1レイエス SS マーリンズ
2カノー 2B ヤンキース
3オルティス DH レッドソックス
4プホルス 1B エンジェルス
5ボティースタ LF ブルージェイズ
6ベルトレー 3B レンジャーズ