7クルーズ RF レンジャーズ
8ゴメス CF ブリュワーズ
9サンタナ C インディアンズ

主な先発投手
ウバルド・ヒメネス(インディアンズ)、サンタナ(エンジェルス)、ノバ(ヤンキース)

主なリリーフ投手

バルベルデ(タイガース)、オギャンドー(レンジャーズ)、ソリアーノ(ヤンキース)


・予選突破国

先日まで行われたフロリダ予選を突破したスペインが配置されることが有力か。ユダヤ系マイナーリーガーを揃えたイスラエルを上回っての本大会初出場。中南米からの移民が大半を占める編成。

○プールD アリゾナラウンド

アメリカ、メキシコ、イタリア、予選突破国(カナダ?)

プール展望

アメリカが戦力的に抜けており、残り1枠を3か国で争う構図か。
イタリアも前回大会でカナダを下しており、侮れない存在

・メキシコ代表

2年連続で1次リーグのホスト国を担う中米の強豪国。
投手野手ともににそれなりのタレント有するものの、ラテンの国らしい大味なスタイルが上位進出を妨げてきたとでも言っておきましょうか。

投手陣でエースとなりそうなのは、3シーズン連続で13勝以上を挙げているヨバニ・ガヤルド(ブリュワーズ)か。続く投手としてハイメ・ガルシア(カージナルス)といった二桁クラスのピッチャーが並びますが、彼らに続く3番手は格が落ちる印象。
ブリュワーズで先発とリリーフ両方をこなしているマルコ・エストラーダや過去にメジャーで実績のあるロドリゴ・ロペス(カブス3A)、オリバー・ペレス(マリナーズ3A)、ホルヘ・デラロサ(ロッキーズ3A)といった面々が候補になってくるでしょう。

リリーフ陣ではルイス・アヤラ(オリオールズ)、アルフレド・アセベス(レッドソックス)、といった所属チームでセットアッパーとして活躍している選手が揃うものの、クローザー候補だったホアキム・ソリア(ロイヤルズ)がTJ手術で長期離脱しているのは痛い。

野手で軸になってくるのはなんと言ってもエイドリアン・ゴンザレス(ドジャース)。ドジャースでも主軸を担う彼の脇を固める選手としては今シーズンはマイナー暮らしが続くホルヘ・カントゥ(エンジェルス3A)やスコット・ヘアーストン(メッツ)とジェリー・ヘアーストン(メッツ)のヘアーストン兄弟、兄のエドガー・ゴンザレス(巨人)、日本でもプレーしたカリーム・ガルシア(モンテレイ)、といったメンバーになるでしょう。

ここではメジャーでプレーする選手を中心にあげましたが、中南米屈指の国内リーグでもあるメキシカンリーグでプレーする選手にも魅力的な選手は非常に多く、爆発力や波に乗ってる時の強さはやはりどこの強豪国も警戒に値するかと思われます。

ただ、ベネズエラやドミニカほど、プレーの”おおらかさ”を個人の力でパワーでカバー出来るほどのメンバーではないので、あまり高望みしすぎるようなことはしない方がいいかもしれない。

予想スタメン
1スコット・ヘアーストン 3B メッツ
2エドガー・ゴンザレス 2B 巨人(日本)
3カントゥ DH エンジェルス3A
4エイドリアン・ゴンザレス 1B ドジャース
5カリーム・ガルシア RF モンテレイ(国内)
6バラハス   C パイレーツ
7バエンズエラ LF メキシコシティ(国内)
8ジェリー・ヘアーストン CF ドジャース
9クルーズ SS ドジャース

主な先発投手

ガヤルド(ブリュワーズ)、ハイメ・ガルシア(カージナルス)、エストラーダ(ブリュワーズ)

主なリリーフ投手

アヤラ(オリオールズ)、アセベス(レッドソックス)




・アメリカ代表

辞退者の多い少ないはたぶん、それほどこの国が結果を残せるかどうかには関係ない。

特に野手に言えることですが、アメリカはドミニカやベネズエラと違って同じポジションに3,4人同じレベルのスター選手が存在しているので、別に辞退者が出ようがでまいがそこまで戦力は落ちないに等しい。