バルサのシャビ「カシージャスや仲間との友情は何事よりも価値がある」
5日、スペイン皇太子が主宰する“アストゥリアス皇太子賞”の2012年の受賞者が発表され、レアル・マドリードのGKイケル・カシージャスおよびバルセロナのMFシャビ・エルナンデスのスペイン代表2選手が、スポーツ部門の栄冠に輝いた。
国内外のアスリートやチームが対象となる同部門において、フットボール界からは、2010年のスペイン代表以来の受賞となる。2度目の栄誉を授かった両 選手は、2人同時ノミネートを推薦したFIFA(国際フットボール連盟)のヨーゼフ・ブラッター会長への謝辞を述べると同時に、今回の受賞はスペインの フットボール界全体に対する評価であるとの見解を示した。
またシャビは、クラブチームではライバルとして、代表ではチームメイトとして切磋琢磨してきたカシージャスとの同時受賞を喜んだ。
「僕にとって今回の受賞は、彼との15年におよぶ友情を意味している。近年のバルセロナとレアル・マドリードの対戦においては両チームが険悪な雰囲気にな ることもあったが、2人で築き上げてきた良好な関係は一切変わることなく、僕達は普段通りに連絡を取り合ってきた。彼や仲間との友情は何事よりも価値があ る」