サッカー韓国代表は7日、FIFA(国際サッカー連盟)が発表した3月のFIFAランキングで33位の日本より上位となる30位を確保。オーストラリア(20位)に次ぐアジア2位となり、ワールドカップアジア最終予選におけるトップシードを確保した。しかし、この結果に韓国メディアが「日本の日程が有利だ」という批判を行なっている。

 この批判は、「仮に日本と最終予選で同組になった場合」という仮定におけるもの。日本は2011アジアカップを制覇したことで2013年に行なわれるコンフェデレーションズカップに出場するが、そのことで日程上の優遇措置が取られる。

 仮に日本と韓国が同組になった場合、両国の対戦は6月12日に行なわれる。しかし日本が6月3日、8日にホームで予選2試合を行なう一方、韓国は8日に中東でアウエー戦を行なった後、4日後の日本戦に備えて急いで帰国せねばならない。確かに、韓国にとっては厳しい日程といえる。

 しかし、韓国代表のチェ・ガンヒ監督が数日前に「日本との同組を希望する」といった、やや挑発とも取れる発言をしていることから、ネット上のサッカーファンからは「今さら予防線かよ」「言い訳を用意できたな」「だったらコンフェデに出ればいいだけじゃん」「やる前から負けた時の言い訳を考えるなんて」「どんだけ日本のこと好きなんだよw」といった批判が集まっている。