フィオレンティーナが7日、シニシャ・ミハイロビッチ監督を解任したことを発表した。また、後任にデリオ・ロッシが就任し、2013年までの契約を結ぶことで合意に達したことも明らかにされている。

フィオレンティーナは6日のキエーヴォ戦で0−1と敗北を喫しており、これがミハイロビッチ監督にとって致命的となった。クラブは7日、今後の方針を決めるための会議を開き、この結果で監督交代が決定している。チームは当初、8日に練習を再開する予定だったが、これは中止となった。

クラブは認めていないが、7日の会議ではパンタレオ・コルヴィーノSD(スポーツディレクター)とミハイロビッチ監督の話し合いもあったようだ。クラブ側は、主たる責任がミハイロビッチ監督にあるとは考えず、むしろ主力選手たちに不満を抱いている。だがサポーターは、以前からミハイロビッチ監督の退任を求めていた。

以前から後任の最右翼と見られていたD・ロッシ氏は、当初フィオレンティーナとの接触を否定していたが、最終的には就任が決定している。

セリエAでの監督交代は、今季これが6度目となる。開幕前にロベルト・ドナドーニ(カリアリ)、ステファノ・ピオリ(パレルモ)の両監督が解任され、開幕してからはジャン・ピエロ・ガスペリーニ(インテル)、ピエルパオロ・ビーゾリ(ボローニャ)、マルコ・ジャンパオロ(チェゼーナ)の3人が解任されていた。