ラツィオ対ローマのダービーマッチまで3日。ラツィオのキャプテンを務めるFWトンマーゾ・ロッキが、ダービーについて「僕らには勝利への強い意欲がある。良い準備をしているよ。ダービーがほかとは違う一戦であることは分かっている」と語った。

ローマはFWフランチェスコ・トッティが不在だが、これはラツィオにとってアドバンテージになるだろうか? ロッキは「正直、そういうことは考えていない。試合に出る選手たちのことを考える方が良いね。もはや彼はテレビのコメディアンだよ」と話している。

トッティは今回のダービーで鍵を握るのが、就任からダービーで連敗しているラツィオのエディ・レヤ監督だと冗談を飛ばしているが、ロッキはこれに対し、「彼は役者だからね。そういう冗談も言うだろう。でも、僕のさっきのコメントだって冗談だよ。僕は、レヤ監督は落ち着いていると思う。確かに、ローマに勝っていないことは満足できないだろうね。それはつまり、今回は勝つってことさ」と反論した。

ロッキは「ダービーへの準備に2週間あったことで、僕らは息抜きができた。最近のローマとの試合では、僕らは最大限の力を発揮できていなかったんだ。結果を残すという確信をもって、僕らはピッチへ向かわなければいけない。とにかく、チームはすごく集中しているよ」とつけ加えている。

新戦力への疑いはないようだ。

「(ミロスラフ・)クローゼと(ジブリル・)シセには十分な経験があり、何が待ち受けているか、分かっているだろう。僕はキャプテンとして、情熱を伝えたい。たくさんのダービーを戦ってきたからね。クローゼにはすごく驚かされた。戦術的インテリジェンスもすごいし、これほどのカンピオーネたちと一緒にプレーできれば、刺激になるに決まっているさ」

「ローマがより強くなった? いや、違うチームになったんじゃないかな。たくさん変わったからね。僕は、集中力が大事になると思う。それから気迫だ。最後に、意欲。サッカーでも人生においても、大事なことだよ」