ミランMFステファン・エル・シャーラウィが16日、記者会見に臨んだ。今シーズンからミランに加入した同選手は昨シーズン、セリエBのパドヴァで見事な活躍を披露している。これが大きな注目を集め、レンタル元のジェノアからミランに引き抜かれた。

18歳のエル・シャーラウィは、ミランの一流選手にもまれて成長することを最優先に考えている。

「成長が第一の目標だ。僕はまだ若い。僕はセリエBで経験を積んで、今は異なるところにいる。より大きな責任があるし、もっと固い決意が必要だ。ミランの組織にはびっくりしたよ。スタッフの全員に役に立とうという大きな意識があるね」

それでも、トップチームの一員として認められるためのアピールも狙っているようだ。

「これからのプレシーズンマッチで、自分のクオリティーを見せたい。そして、監督に印象づけたいと思っているよ。僕のポジションはトップ下だけど、2列目でもプレーできる。問題はないね」

エル・シャーラウィは、以前からミランのファンだったという。特に、現在レアル・マドリーでプレーするMFカカーに憧れる気持ちは強かったそうだ。

「僕はずっと、ミランのファンだった。僕がジェノアで7年間プレーしていたとしてもね。僕のアイドルはカカーだ。あと、(FWアレシャンドレ・)パトのこともずっと注目している。彼にはすごく影響を受けた。彼のような道を進んで行けたらと思っているよ」