ウディネーゼFWアレクシス・サンチェスが、ますますバルセロナ移籍へ近づいているようだ。カタルーニャのメディアは、ウディネーゼとはほぼ合意に至ったと報じており、近いうちに同選手はチリ代表を一時離脱してバルセロナへ向かうという。

『ムンド・デポルティボ』と『スポルト』は、チリ代表のクラウディオ・ボンギ監督から了解を得た上で、20日に予定されているコパ・アメリカを前にしたエストニアとの国際親善試合終了後、サンチェスがサインをするためにバルセロナへ向かうと報じている。

イタリア勢のほか、マンチェスター・シティやマンチェスター・ユナイテッドも狙っているサンチェスだが、バルセロナはボーナスを別にして2800万ユーロ(約32億円)、合計で3000万ユーロ以上(約34億円)という金額で、ウディネーゼのオーナーであるポッツォ・ファミリーを納得させたようだ。

なお『スポルト』は、バルサとウディネーゼの幹部が20日に再び会談するとしており、ローマが関心を抱くバルセロナBのFWジョナタン・ソリアーノがトレード要員になるかもしれないと報じた。

また、DFクリスティアン・サパタはリヴァプール移籍へと近づいている。英紙『デイリー・ミラー』は、リヴァプールがウディネーゼに1600万ユーロ(約18億3000万円)のオファーを準備していると報じた。

一方、同じウディネーゼでも、MFパブロ・アルメロはFIFAの公式サイトで、「僕らはファンタスティックなグループだ。とても若いチームだけど、とても野心的でもある。だから、僕らには素晴らしいことがやれるはずだ」とコメント。ウディネーゼに満足していると述べており、同選手は残留するようだ。