欧州チャンピオンのインテルは23日、ラファエル・ベニーテス監督の解任を発表した。クラブW杯でチームを世界一に導いてからわずか5日の決定となった。

クラブとは、「インテルとラファエル・ベニーテスは、契約の早期解消に関して双方合意に達したことを発表する。イタリアスーパーカップとクラブW杯優勝に導いたベニーテス監督には感謝している」との声明を出した。
 
マッシモ・モラッティ会長はその後、イタリアの通信社に、クラブW杯優勝後のベニーテスの発言が決定打となったことを示唆。
「ベニーテスとの関係が終わったのはとても残念だ。だが、亀裂はもはや明らかだった」と話している。

一方、ベニーテス監督は、「インテルで私を支援してくれた人々に感謝したい。このようなビッグクラブを去るのは悲しいが、チームの今後の成功を祈っている。最後にマッシモ・モラッティ会長には、私をインテルの監督に選んでくれたことを心より感謝している」と語った。