宝生舞が芸能界引退を発表、「ショムニ」や映画「ボックス!」にも出演。

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連続ドラマ「ショムニ」シリーズ(フジテレビ系)の丸橋梅役などで知られる女優の宝生舞が、芸能界から引退したことがわかった。公式ホームページで発表されている。

発表された「芸能、マスコミ関係の皆様へ」では、まず「私、宝生舞は平成二十二年五月三十一日をもちまして、芸能活動を引退致しました」と報告。そして「これまで私が活動してこられましたのはサポートして下さった関係者のお力、応援して下さった方々、そして家族の支えがあったからです」「無知で世間知らずだった私に『宝生舞』という役割を与えられたこと、またお芝居の世界では、様々な役として生かされて来たことに深く感謝しております」と謝意をつづっている。

また、引退の決断に至ったのは「これからの人生、『宝生舞』としてではなく、また『役』としてでもなく自分自身をしっかりと確立させるため」。続けて「皆様には、私のわがままな決断を御理解頂ければ幸いです。これまでお世話になった全ての方々に御礼申し上げ、私の挨拶に代えさせていただきます」と再び謝意を述べ、最後は「感謝」の一言で締めている。

宝生舞は1977年生まれの33歳。90年代後半から2000年代初頭にかけて放送されたドラマ「ショムニ」では23種類の資格と10か国語を操る才媛ながら、恋に臆病な丸橋梅役を好演し、これをきっかけに女優としてブレイクした。その後、連続ドラマのレギュラーやバラエティ番組、映画などで活躍。現在公開中の映画「ボックス!」にも、主演の市原隼人の母親役で、こてこての“大阪のおばちゃん”を演じている。

また、私生活では2007年3月にストリート系ファッションブランドを展開している7歳年上のグラフィックデザイナーと結婚。同年5月放送の「グータンヌーボ」(フジテレビ系)で、結婚を公に報告していた。