2009 M-1で優勝したパンクブーブーの生活状態が明らかになった。2月6日のテレビ「メレンゲの気持ち」に出演した際に自宅を公開したのである。佐藤哲夫がビデオで自宅を紹介した時には、電気が止められて真っ暗な状態だった。しかも水道も止められたと聞き、共演者らも驚いたが、その理由を聞くと納得したのである。

M-1 2009年の王者パンクブーブーは優勝賞金1000万円を手にしてそれなりに暮らしも裕福になったと思われがちだ。しかし、実際は違っていた。特に、佐藤哲夫は悲惨な生活を送っていることがわかった。「メレンゲの気持ち」の企画で芸能人の自宅公開として、ビデオで撮影した部屋を紹介した。ところが部屋が暗いのである。
「電気が止められてるんですねー」と佐藤は解説した。
水道の蛇口をひねると
「水も止められてまーーす」と言うのだ。
場所と移動して風呂場に行き、彼は真っ暗なユニットバスを懐中電灯で照らした。
「トイレはーーー」
「トイレは水が流れまーす」と自慢げにトイレの水を流した。
「トイレはタンクに水を入れると2、3回は流せるんです」
「どっかから、水を汲んできて貯めておくんです」
「生活の知恵ですねーー」と解説していた。

この報告をスタジオで見た、司会の久本雅美や共演者らは
「なんで?M-1で優勝したのにこんな暮らしなの?」
と不思議がった。これは当然の疑問だと思う。

すると、相方の黒瀬が説明したのだ。
「M-1の優勝賞金ってまだ入ってこないんですよ」
「しかも、ギャラも優勝前の分が今、入ってきてるんです」
「仕事は増えて、移動とかにお金もかかるのに、ギャラは変わらないんですから」
とM-1王者の苦悩を打ち明けた。

おまけに佐藤はM-1優勝の2日後に携帯電話も止められていたという。
M-1で優勝しても一夜で生活が一変するというわけにはいかないようだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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