ロサンジェルス・ギャラクシーのランドン・ドノヴァンが、デイヴィッド・ベッカムを悪いチームメートと評した。

コンフェデレーションズカップ準優勝のアメリカ代表として存在感を示したドノヴァンだが、7月14日に発売となるグラント・ウォール著「ベッカム・エクスペリメント」という本のなかで、次のような発言が引用されている。

「僕らが気にしているのは、彼がチームのことに専念するかどうかということだけ。時がたつにつれ、それが多くの面で、ピッチの中でも外でもそうではないことが証明されていった」
「彼が大金を稼いでいることが問題になったかって? そうだ。リーグでほかの連中より多くをもらっていたら、2倍も多くをもらっていたら、出場停止だろうかなんだろうが、少なくとも毎試合顔を出すのが筋というものだろう。練習を懸命にやるとか、必死でプレーするとか」
「いいチームメートじゃないと言える選手は他に思いつかないね。彼は何にも気にしてない。ベッカムはチームのことに専念していない」

ベッカムは2007年7月にギャラクシーに加入、その当時の年俸は650万ドル(約6億2000万円)で、シカゴ・ファイアでプレーするクアテモク・ブランコの2倍、ドノヴァンは90万ドルで5位だった。

今年前半、ベッカムは期限付き契約でミランでプレー、ギャラクシーには7月16日のニューヨークレッドブル戦から復帰する。