日本HPの夏モデルパソコンラインナップが発表された。3万円台のPentium Dual Coreモデルや8万円台のCorei7モデル、タッチパネル搭載モデルなど、CTOにより仕様の自由度が高いモデルがラインナップされた。



「HP Pavilion Desktop PCシリーズ」夏モデルでは、最新クアッドコアプロセッサー「インテルCore i7」を搭載するハイエンドモデル「HP Pavilion Desktop PC m9690jp/CT(以下m9690jp/CT)」と、充実した機能と優れた拡張性を備えたベーシックモデル「HP Pavilion Desktop PC p6020jp(以下p6020jp)」を新たなラインアップとして追加。

「m9690jp/CT」は、「インテルCore i7プロセッサー」を搭載するハイエンドモデルです。カスタマイズ自在なCTO(注文仕様生産)に対応し、Core i7-920を搭載する最小構成で8万円台のリーズナブルな価格を実現。
プリインストールOSとしてWindows Vista Home Premium 64bit版を採用し、最大12GBの高速なDDR3メモリを有効に活用できる。
グラフィックスは、NVIDIA GeForce 9600GS(768MB)を標準装備し、アップグレードオプションとして、9800GT(1GB)、ATI RADEON(TM) HD4850(1GB)が用意されている。

「HP Pavilion Desktop PC v7000シリーズ」のインテル製プロセッサーモデル(v7880jp/CT)はCore 2 Duo E7500/Core 2 Quad Q8200、AMD製プロセッサモデル(v7860jp/CT)はAthlon(TM) X2 5600+、「HP Pavilion Desktop PC s3000シリーズ」のインテル製プロセッサーモデル(s3840jp/CT)はPentium デュアルコア E2220を用意しました。AMD製プロセッサモデル(s3820jp/CT)は20インチモニター「2009f」とダブル地デジチューナーをセットで6万円台を実現し、Athlon X2 5600+/Phenom(TM) X4 9350eなど、それぞれ最新プロセッサーが選択可能となった。

タッチ操作が可能なプレミアム・ボードPC「HP TouchSmart PCシリーズ」2機種(IQ832jp/IQ532jp)は、搭載プロセッサーをより高性能なインテル Core 2 Duo P8600プロセッサーに変更し、「HP TouchSmartソフトウェア」の多くの画面で2本指操作によるマルチタッチに対応することにより、より快適な操作が可能となった。

新製品全機種は、アナログD-Sub端子に加え、ブルーレイなどデジタルコンテンツの著作権保護技術HDCPに対応したDVI-D端子を装備している。21.5インチワイド液晶モデル「2159m」では、1本のケーブルでハイビジョン映像とデジタル音声の接続が可能なHDMI端子も装備している。

ニーズと予算に応じて、さまざまに構成できる柔軟な仕様と、グローバル企業ならではのスケールメリットを生かしたコストパフォーマンスの高さで、Windows7を視野に入れた買い換え需要を喚起するものと期待される。

(編集部 真田裕一)

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