若干17歳でジョセ・モウリーニョ監督に才能を見出され、トップチーム入りを果たしたインテルのDFダビデ・サントン(18)。24日に行われた欧州CL決勝トーナメント1回戦(第1レグ)のマンチェスター・ユナイテッド戦でも、マッチアップしたエース、クリスティアーノ・ロナウド(24)を抑える活躍をしたサントンを、モウリーニョ監督が改めて絶賛した。

「サントンはフェノーメノ(怪物)だ。デビュー戦となったASローマ戦を見た時から、欧州の名門が相手であっても問題がないと確信した。彼を信頼する監督が必要だった。サントンは間違いなく10〜15年後にはサネッティ、ファケッティ、ベルゴミそしてマルディーニ級の選手になる。そうなれば、彼を大抜擢した私は自慢できるが…。彼の努力のたまものだろう」とモウリーニョ監督。

一方、マンチェスター・ユナイテッド戦で、クリスティアーノ・ロナウド(24)に対し敬意に欠けるジェスチャーをしたとして非難を浴びているFWマリオ・バロテッリ(18)については「バロッテリのジェスチャーに対して非難が集中している理由がわからない。ピッチ上では年の差やこれまで獲得したタイトルは関係ない。全員が平等だ。誰に対しても敬意を払わないのは彼の性格であり、私は彼のそういう性格を気に入っている」と独特の言い回しで若きFWを擁護した。