サッカー界の神様と称されるペレが、27日に女子大生への強姦容疑で英国の警察に逮捕(同日保釈)されたマンチェスター・シティのブラジル代表FWロビーニョ(25)を痛烈に批判した。

ブラジル紙“Folha”のインタビューに応じたペレは「我々は後世に多くの道を切り開いてきたが、ロビーニョ、アドリアーノ、そしてロナウドはその道を閉ざそうとしている。彼らが起こす事件を耳にするたびに、失望感に襲われる。ロビーニョはブラジルを代表する選手であり、今回の事件はサッカー界、そして国に悪影響を及ぼすだろう」と怒りのコメント。

ペレは続けて「我々は、サッカー界の発展のために多くの功績を残してきた。そのお陰で若い選手達の可能性は広がった。模範となるべき立場であるにも関わらず、今の若手選手の現状は散々なものだ。ロビーニョには昔、アドバイスをしたことがある。当時の彼は、私の意見に対して素直に耳を傾けていた。既に成人となった彼に、何かを語りかけることは容易ではない」と嘆いた。