1月9日付けの共同通信社によると、巨人は駐米スカウトとして広島とロッテで投手として活躍したネイサン・ミンチー氏を採用する事が明らかになった。
自前で獲得した外国人選手の失敗続きな巨人だけに、その手腕に期待が集まるところだ。

現在、巨人の国際部所属のスカウトは、球団OBで大リーグのメッツでもプレーした柏田貴史氏ひとり。これまで外国人選手の獲得に多額のコストをかけながら、いずれも確かな成績が残せていない。今回、日米両球界に精通するミンチー氏を採用する事で、日本でも活躍できそうな人材の獲得に乗り出す。
ミンチー氏は1998年に来日、広島で3年、ロッテで4年プレーした。7年間の成績は74勝70敗。

「巨人は外国人選手の獲得が下手」
ずっとファンから言われてきた事だ。
事実ここ数年を振り返っても、巨人で活躍している外国人選手といえば、他球団で活躍した後に獲得した「日本で実績を残した外国人選手」ばかり。
今回、ミンチー氏を採用する事で少しでも外国人選手を”見る目”が強化できるか?

(編集部:林 裕之)

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【参照】
共同通信社