「ACミランとの契約延長が決定して、非常に嬉しく思う。ACミランの幹部から、将来を有望視されていることも確認できた。ここで信頼を築き上げていきたい。ただ、すぐにACミランに復帰するのではなく、これまで通りあと数年は出場機会が保証される他クラブでレンタル移籍選手としてプレーしていきたい」。今季はエンポリ(来季セリエB)で過ごした、ACミランが保有権を持つMFイニャツィオ・アバーテ(21)が現在の心境を語った。

 五輪代表でもあるアバーテは続けて「代理人からは、複数クラブから関心が寄せられていると聞いている。今週中にも去就が明確となることを望んでいる。サンプ(ドリア)へは行かない。なぜなら僕のポジションは既に選手層が厚く、出場機会が保証されていないからだ。トリノとナポリのことは何も聞いていない。パレルモが僕に関心を示してくれたことは誇りに感じている」とコメント。去就に関しては慎重な姿勢を貫いた。