トルコ代表で歴代最多得点記録(51得点、109試合)をもつハカン・シュクル。2002年W杯の3位決定戦で、試合開始からわずか11秒でゴールを決めた最短記録保持者としても知られる。

 その36歳のベテランが、所属するガラタサライから引退勧告を受けている。フランス通信(AFP)によると、ガラタサライのアドナン・ポラット副会長は、「我々は新しいチームを作っており、彼の居場所はない。今シーズン限りで現役を引退すべきだと彼に伝えた。だが彼にはその意思がないらしい。そのときは、クラブを離れてもらわなければならないだろう」と功労者を切り離す意向を語っている。

 当のハカン・シュクルは、「サッカーをあきらめるつもりはない。あと2年は続けたい」と計12年間にわたり在籍したガラタサライを離れてでも現役にこだわる姿勢だ。