イングランド代表の主将代行を務めるスティーヴン・ジェラードが、プレミアリーグの外国人規制案を支持する発言をした。
 今週初め、レディングのスティーヴ・コッペル監督がプレミアリーグには外国人選手が多すぎて、それがイングランド代表チームに悪影響を与えていると発言した。
 ジェラードは14日に行われた代表の記者会見で、「ルールの変更には賛成だ。何か手を打たないと、外国人ばかりが増えてリーグが乗っ取られてしまう」と話した。
 現行のEUルール上では、サッカー選手はあらゆる職業の人間と同様、EU加盟国では自由に働けるため、プレミアリーグがそうした人数制限ルールを導入すると法的問題が持ち上がることになる。
 しかし、ジェラードは、「制限枠は悪いことはないと思う。代表チームの助けにはなるよ。できるだけ多くの自国選手にこのリーグでプレーしてほしいよね。世界一のリーグを持っていたって、長い目で見て代表チームが被害を被るのは、意味がないと思う」と語った。