ヘルタ、セルティックDFボヤタを獲得…ベルギー代表でロシアW杯にも出場

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 ヘルタ・ベルリンは19日、セルティックからベルギー代表DFデドリック・ボヤタを獲得したことを発表した。具体的な移籍期間は明らかにされていないが、クラブは長期契約であることを明かしている。

 現在28歳のボヤタはマンチェスター・Cの下部組織出身で、2009−10シーズンにトップチームデビューを飾った。その後はボルトン、トゥウェンテへのローン移籍を経験し、2013年1月にマンチェスター・Cへ復帰。しかし、マンチェスター・Cで定位置を確保することはできず、2015−16シーズン開幕前にセルティックへ移籍した。今シーズンのスコティッシュ・プレミアシップでは19試合に出場し1ゴール1アシストを記録している。また、同選手は2018 FIFAワールドカップ ロシアを戦うベルギー代表メンバーにも選出されており、グループステージの全3試合にフル出場した。

 移籍に際し、ボヤタはヘルタ・ベルリンのクラブ公式HPで以下のようにコメントしている。

「交渉が無事に完了してとても嬉しい。ヘルタは大きなことを成し遂げようとしているクラブで、僕と同じ目標を持っている。新しいシーズンが待ちきれないし、このクラブで何かを勝ち取りたいね」

 ヘルタ・ベルリンは今季のブンデスリーガで11勝10分13敗の成績を残し、11位でフィニッシュした。同クラブにとって、ボヤタの獲得は今夏の補強第一号となっている。