冤罪で39年服役した71歳のアメリカ人男性…賠償金が決まる
クレイグ・コリーさん(71歳)は、1978年に2人を殺害した罪で1980年から服役しました。
しかしDNA検査の結果、無実であったことが判明、2017年に赦免されたのです。服役してから39年の月日が経っていました。
39 years that almost how old I’m going to behttps://t.co/1eF4JeeSA0
— yohelyperez (@queenmorena)2019年2月25日
コリーさんが赦免されたときに、地元の市当局から200万ドル(約2億2000万円)の賠償金を提示されました(1日当たり140ドルの換算で1万3991日分)。
しかしコリーさんは、到底そんな額では受け入れられないと提訴。
その結果、2100万ドル(約23億円)を支払うことで和解が成立しました。
シミバレー市は「どれだけの額を払っても、コリーさんに対して償いきれないが、この和解は社会にとって正しいことだと思う」とコメントしています。
高額の賠償金は画期的なことではありますが、失われた39年を思うと冤罪の影響の重さを実感します。
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